Post date: 2016/01/28 3:15:47
2016年度 「イノベーションを生む構造とプロセス」サブ分科会企画
1.2016年度の方針
「優れた研究・技術成果をいかにビジネス(社会的価値に)に繋げるか、また、そのようなイノベーションが個人→組織・システム・地域社会にどのように繋がり発展していくか」について、「地域イノベーションエコシステム」サブ分科会と連携し、
モデル地域に於いて、このプロセスを実践できる人材を活かし・育て、モデル地域~各地域に広める研究活動を推進します。
2.活動
(1)「つくば」と「多摩地域」「九州」等をモデル地域とし、イノベーションを生む新たな仕組み(資金調達における日本版シリコンバレーモデル)や、新しい公共(地方自治体と産学連携活動体におけるエコシステム)の実証研究~実装を行い、日本におけるイノベーションの環境整備に資することを研究します。
「イノベーションを生む構造とプロセス」産総研:三宅先生、佐藤先生
「科学・技術を社会的価値」にする代表的機関の一つである産総研を中心に、予防医療分野(センシング等)での広域プラットホーム(先進モデル地域:多摩地域、つくば)を構築しようとしており、その中核人材である産総研の三宅先生と佐藤先生に、講演とパネルディスカッションで登壇いただきます。
パネルディスカッション・モデレーター 大津留氏 研究会開催(28年2月~3月頃)
(2)「地域イノベーションエコシステム」サブ分科会・主査大津留によるビジネスモデル構築のためのナレッジフレームの提供として、1つのエンジンたるリニアモデルにとらわれない、スパイラルモデルのTM4Pを活用しながら、技術価値を顧客使用価値にいかにかえていくか、さらに将来市場価値へどう展開していくか等を検討し、エコシステム全体をリズミカルな動態的なものにし、「個人→組織・システム・地域社会にどのように繋がり発展していくか」イノベーションの解を研究・促進します。そのための「事業プロデューサー」等、地域における価値創造や課題解決に必要なスペシャリストについて研究・実証します。
「プロデユーサー塾」の開催(28年6月頃)“女性の活躍時代”
第1回「地域イノベーションエコシステム」副主査・林氏と
「イノベーションを生む構造とプロセス」主査・久野氏による
地域中小企業活性化論とプロデユーサー育成講座
第2回「ひと・まち・しごと」プロデユーサー 関幸子氏による
「地域のしくみ・プロデユース」
「イノベーションを生む構造とプロセス~個人と組織の複雑ネットワーク~」
主査:久野美和子
「地域イノベーション エコシステムサブ分科会」
主 査:大津留栄佐久 副主査:林 聖子