正解のない時代に求められる「作文力」
ピタゴラス派の「数に意味がある」という考え方は、数多くの宗教の中に取り込まれました。これが「数秘術」という占いのルーツになります。
「誕生数占い」は、数秘術で行われる計算方法や考え方がベースになっています。そして、数字の意味や解釈については、数秘術だけでなく、占星術をはじめ多種類の占いや、整体などの考え方が含まれています。
人間は複雑な生き物で、状況の変化や成長によって印象ががらりと変わることがあります。
誕生数占いでは、子ども時代のキャラクターは親などの影響が大きく、本来の性格と生き方が成長や転機によって表面に出てくると考えます。
さらに、その人の性格と生き方を切り離しています。活発な性格の人が堅実な生き方をすることは、決して矛盾しません。
そして、性格よりも生き方を重視するのが、誕生数占いの大きな特徴です。生き方は「誕生数」で示されます。誕生数は「ライフパスナンバー(Life Path number)」とも呼ばれていて、自分の人生で必ず通る道があると考えるのです。
自分らしく生きるためのヒントとして、誕生数占いを役立てていただければ幸いです。
■誕生数の算出法
生まれた年(西暦)、生まれた月、生まれた日
□□□□年○○月 ▽▽日
□+□+□+□+○+○+▽+▽=△△
→△+△=◎→ 1ケタの◎の数字が誕生数
※△△が11、22、33のときは11、22、33が誕生数
誕生数には、1~9、11、22、33の12の数があり、それぞれの数が自分の人生のテーマを示しています。
幕末に活躍した土佐藩郷士の坂本龍馬の誕生日は1836年1月3日です。坂本龍馬の誕生数は、以下のように計算します。
1+8+3+6+1+3=22→22が誕生数