2019年度の野外実習は、2020年2月11日(火)~2月15日(土)の5日間にわたり、学部3年生が教員および院生のサポートの下で、沖縄県国頭郡東村にてフィールドワークを行いました。東村は人口減少や少子高齢化といった問題を抱えており、農家民泊や法人の人々を中心に聞き取り調査を行うことで、地場の人々のこうした問題への対処の仕方、移住者との関わり方、そして観光が東村の地域づくりにおいて果たしている役割を明らかにすることができました。
また、昨年度同様、NPO法人東村観光推進協議会の吉武様(本教室2012年度卒業生)や多くの地元の人々のご協力を賜り、充実した調査を実施することができました。
【2019年度野外実習の概要】
テーマ:農村地域における人口減少や少子高齢化の対策に向けた取り組み
期間:2020年2月11日(火)~2月15日(土)(5日間)
地域:沖縄県国頭郡東村
【各日概要】
2月11日(火)
午後 : 那覇空港にて集合。東村へレンタカーで移動。民宿「島ぞうり」にて以後宿泊。
2月12日(水)
午前:東村観光推進協議会にて、事務局長の小田さんに取り組みの内容を伺いました。
午後:農家民泊を行う方々に聞き取り調査。夜は村の方々と共に、民宿「島ぞうり」にてバーベキュー。
2月13日 (木)
午前、午後を通して2チームに分かれて、各々のチームで農家民泊や地域の区長の方々などに聞き取り調査。
2月14日(金)
午前:東村ふるさと振興株式会社にて、聞き取り調査。
午後:2チームに分かれて、各々のチームで農家民泊や法人の方々に聞き取り調査。夜は村の方々と共に、囲炉裏を囲んで食事。
2月15日(土)
午前:東村を離れ、那覇空港にて現地解散。
※画像はありませんが、農家民泊(または法人)の皆様には、それぞれ1時間から2時間ほど、聞き取り調査にご協力いただきました。記して感謝を申し上げます。