3年生 21名
目標:先人たちの研究を再現して,同じ分析を体験してみよう!(行動経済学系)
日常の疑問をモデル化して,理論分析してみよう!(ゲーム理論系)
方法:
行動経済学
1,4人1組をつくり(事前にランダムに決める),基本的には2人ずつで行動する.ただし,グループごとに全員で動くなど柔軟に行動してOK!
2,概念・研究方法・結果を理解まとめる.また,元の本や論文をみてどのように統計分析をしているか(エクセルでの分析方法を含める)をまとめる.
3,発表担当日に,以下をパワーポイントにまとめて発表する.
論文に記載されている行動経済学の考え方・結果
統計解析の方法,エクセルでの分析方法
ゲーム理論
1,ゲーム理論に関する理論を学ぶ
2,日常生活の問題(ポーカー,PKなど)に当てはめて,分析する.テーマは自由に設定してよい.
エクセル
R
Rによる心理・調査データ解析 (第2版) データ・スクリプトファイルあり
Rによる統計的検定と推定 データ・スクリプトファイルあり
統計学
田中・山際 ユーザーのための教育•心理統計と実験計画法 1992
行動経済学
*本ではなく,ドライブにある論文(日本語,英語問わず)から選んでも良い.
行動経済学・心理学・脳科学
モッテルリーニ 世界は感情で動く 行動経済学からみる脳のトラップ 2009
第1回(4月12日,対面):ガイダンス
前半
・今後の流れの確認
・グループ分け
後半
・アイスブレイキング
*第3回は就職ガイダンス
・Grant and Hofmann Psychological Science 2011 実験1 t検定
・Chou and Murnighan PLOS ONE 2013 実験1 カイ二乗検定
・Goldstein, Cialdini, and Griskevicius Journal of Consumer Research 2008 実験1 カイ二乗検定
・上地・島崎・竹中 山口県体育学研究 2021 カイ二乗検定
まとめ方:
なぜその問題を考えることが重要なのか,先行研究ではどのようなことが分析されてきたか
(第1章 はじめに において書かれていることが多い)
どのように実験をすすめているか
(第2章 実験,方法 においてまとめられていることが多い)
どのような統計分析方法を用いているか
(自分たちでまとめる,検定とは?t検定・カイ二乗検定?例題? ⇒ 事前に萩原にチェックする)
・芝田 心理統計法入門ワークブック 2021 第5章(t検定)・第7章(χ二乗検定))
・石村他 エクセルで学ぶ統計解析 2019
どのような結果になっているか
(第2章 結果,考察 において書かれていることが多い)
まとめ,感想,自分自身の研究として身の回りでどのような発展ができるか など
→最終的に全員の前で発表!
・浅古他 活かすゲーム理論 2023_序章・第1章〜第3章
・土橋 ゲーム理論 2018_第2章~第7章
・岡田他 ゲーム理論ワークブック 2015_第2章
・土橋 ゲーム理論ドリル 2023_第1章~第4章
まとめ方:
戦略形ゲームとは?
ナッシュ均衡・支配戦略とは?
均衡の求め方
→浅古他(2023)をもとにまとめよう!
*土橋(2018)も参考に!
問題を解いて説明
→土橋(2023)の問題をたくさん解こう!
岡田他(2015)の豊富な現実の例も見て学ぼう!
第6〜10回(5月31日・6月7・14・21日,対面):
・セイラー・サンスティーン NUDGE 実践 行動経済学 完全版 2022 第3章
・大竹 あなたを変える行動経済学 2023 第5章
→行動経済学の概念
・自治体職員のためのナッジ入門 2022
・村山・江口・福田 ナッジ×ヘルスリテラシー 2022
→ナッジの考え方
まとめ方:
第2回~第5回のまとめた資料に「行動経済学の概念」「ナッジについて」「ナッジチェックリスト」などについてまとめる
ナッジチェックリストを使って,第2回~第5回で学んだ研究はどのような点が工夫されているか,第2回~第5回で学んだ研究についてまとめる
今回学んだことを中心に,第2回~第5回で学んだ研究をもっと丁寧にまとめなおす
→最終的に全員の前で発表!
・浅古他 活かすゲーム理論 2023_第5章
・土橋 ゲーム理論 2018_第6章
・岡田他 ゲーム理論ワークブック 2015_第3章
・土橋 ゲーム理論ドリル 2023_第1章~第4章
まとめ方:
展開形ゲームとは?
部分ゲーム完全均衡とは?
均衡の求め方
→浅古他(2023)をもとにまとめよう
*土橋(2018)も参考に!
問題を解いて説明
→土橋(2023)の問題をたくさん解こう!
岡田他(2015)の豊富な現実の例も見て学ぼう!
第13回(6月28日,対面):
ZEMI-1組の発表練習
最終発表会に向けた準備,就職に関する注意点確認
第10〜12回(7月5・12・19日,対面):
独自研究の進め方
1,興味のあるテーマ
2,なぜ興味を持った?
3,特にどのような研究に興味がある?
4,だれがどのように研究している?どこに書いてあった?
5,どうやって分析している?真似できなそうな方法使っていたら,どうやって自分で分析できる実験を行う?
6,どんなアンケートを作る?
7,結果はどうなった?どんな考察ができる?
第15回(7月26日,対面):
最終研究発表会