3年生 15名
目標:先人たちの研究を再現して,同じ分析を体験してみよう!
方法:
1,2人1組をつくる(第1回の演習)
2,1人は行動経済学の担当テーマ部分を読む
3,概念・研究方法・結果を理解したら,2人で元の論文をみてどのように統計分析をしているか探す
4,もう1人は,2で調べた統計方法をRでどのように行うか学ぶ.
5,2・3・4をもとに,Google Formsなどで他の学生13人に調査してデータを得る.
6,4をもとに2人で分析する.
7,発表担当日に,2の人は本に記載されている行動経済学の考え方・結果を発表(15分),4の人はRによる統計解析の方法を発表(10分),2人で5・6の結果・本に書いてある結果との比較を発表する(20分).(合計45分)
エクセル
Excelでやさしく学ぶ統計解析2019 データ・スクリプトファイルあり
R
Rによる心理・調査データ解析 (第2版) データ・スクリプトファイルあり
Rによる統計的検定と推定 データ・スクリプトファイルあり
統計学
統計学図鑑 データ・スクリプトファイルあり
入門数理統計学(余裕がある人のみ,全部読む必要はない)
*日本語版は1978年のもので第4版の翻訳であるが,原著は第8版(2018年)がある.
Introduction to Mathematical Statistics, 8th Edition
行動経済学
*章の番号付きは「ファスト&スロー 上」についてである.これに限る必要なし.
第1週目で選択済み
「少数の法則(10章)」
「小さな確率(30章)」
「選好の逆転(33章)」
「ステレオタイプの脅威」
「おとり効果」
「アンカーリング(11章)」
「利用可能性ヒューリスティック(12,13章)」
「代表性ヒューリスティック(14,15章)」
「平均への回帰(17章)」
「損失回避(26,28章)」
「保有効果(27章)」
「フレーミング(31,34章)」
「メンタルアカウンティング(32章)」
「時間選好」
「デフォルトの効果」
「コミットメントの効果」
「その他のナッジ」
「ピア効果」
「誘惑」
「現状維持バイアス」
「不確実性下の選択(アレのパラドックス)」
「不確実性下の選択(エルスバーグのバラドックス)」
「オーバーチョイス」
「Compromise Effect(妥協効果)」
「Extra cost effect (余分な費用効果)」
「Sunk-cost effect(埋没費用効果)」
「ハーディング」
第1回(4月14日,対面):ガイダンス
グループ分け,役割決め(継続or新規),今後の流れの確認,レクリエーション
第2回(4月21日,オンライン):Rのダウンロードと基本操作,データの分類と検定の決め方
注意:各自PCを持ってくること
【動画解説】RとRStudioのインストール方法【大学生向け】
Rのインストール CRAN
(R studioを使ってもよい 無料版あり 色がついていて見やすいが英語)
Rの起動方法
四則演算をしてみよう
*注意:全角(例:1,5,3)ではなく,全て半角(1,5,3)
データを直接入力してみよう
代表統計値を計算してみよう(mean, var, sd)
ベクトルを結合してデータフレームを作成してみよう(data.frame)
変数名を変更を変更してみよう
デスクトップにフォルダをつくろう
作ったフォルダのプロパティをみてみよう
フォルダのある場所を確認してみよう
作業ディレクトリを変更してみよう(getwd, setwd)
xlsxパッケージをダウンロードして,Loadしてみよう(library)
エクセル,CSVのデータセット作り,Rで読み込んでみよう(read.csv,read.xlsx,header=F or T)
データの一部を取り出してみよう(データ名$変数名)
ヒストグラムを書いてみよう(hist)
複数のヒストグラムを同時に出してみよう( par(mfrow=c(a,b)) ,行をa,列をbとして図を並べる)
箱ひげ図を描いてみよう(boxplot)
代表統計値を計算させてみよう(summary)
第3回(4月28日,オンライン):統計学図鑑
推測統計学(3章),検定について(5.1〜5.4),データの分類と検定の決め方
注意:各自PCを持ってくること
【大学数学】推定・検定入門①(母集団と標本)/全9講【確率統計】
【大学数学】推定・検定入門⑧(母平均の検定)/全9講【確率統計】
【大学数学】推定・検定入門⑨(ウェルチの検定)/全9講【確率統計】
連続データ,質的データ
t検定
カイ二乗検定
第4回(5月12日,オンライン):
就職ガイダンス
第5回(5月19日,オンライン):
1回目の発表に向けた準備(グループワーク)
第6回(5月26日,オンライン):
1回目の発表に向けた準備(グループワーク)
第8回(6月9日,オンライン):
実験経済学・行動経済学グループ:
選択テーマ「おとり効果」「少数の法則」
第9回(6月16日,オンライン):
「小さな確率」
「選好の逆転」
第10回(6月23日,対面):
理論グループ:
ポーカーとゲーム理論 ――最適化戦略構築からエクスプロイト戦略への応用まで
第3章「相互レンジ 」
実験経済学・行動経済学グループ:
選択テーマ「ステレオタイプの脅威」
第11回(6月30日,対面):
2回目の発表に向けた準備(グループワーク)
第12回(7月7日,対面):
ZEMI-1組の発表
第13回(7月14日,対面):
実験経済学・行動経済学グループ:
選択テーマ「誘惑」「オーバーチョイス」
第14回(7月21日,対面):
実験経済学・行動経済学グループ:
選択テーマ「ピア効果」「メンタルアカウンティング」
第15回(7月28日,対面):
理論グループ:
ポーカーとゲーム理論 ――最適化戦略構築からエクスプロイト戦略への応用まで
第4章「リアルにやろうぜ!」・第5章「エクスプロイト戦略を編み出す」
実験経済学・行動経済学グループ:
選択テーマ「アンカーリング」