サンクコストの逆襲 EFFORT ~恋の刺激は十万ボルト~
(恋愛四天王,4名)
3月26日
初回研究相談:日程決め,今後の流れ
4月22日
第2回研究相談:テーマ相談
5月6日
第3回研究相談:先行研究,オリジナル研究の方向性1
5月19日
第4回研究相談:先行研究,オリジナル研究の方向性2
6月3日
第5回研究相談:オリジナル研究の発展,アンケート作成,ゼミ生へのプレ実験と意見聴取
6月24日
第6回研究相談:オリジナル研究のデータ分析,プレゼン資料作り1
7月30日
第7回研究相談:オリジナル研究のデータ分析,プレゼン資料作り2
7月7日
演習での発表練習
7月17日
合同ゼミ(仮)での研究発表会 12チーム中2位
9月21日〜10月4日
ZEMI-1 エントリー期間
10月18日〜20日
ZEMI-1 ファイル提出期間(これまでにプレゼン資料作成,動画作成)
10月30日
ZEMI-1 予選(これまでに,質疑応答対策)
11月3日
ZEMI-1 予選結果発表
予選敗退
*萩原よりコメント:
合同ゼミでは2位,ZEMI−1は予選敗退でした.2年生秋から取り組んできた研究活動の集大成でしたが,学生たちが満足のいく結果とならず,私の力不足を感じています.
学生たちの興味からサンクコスト効果に焦点を絞って,さまざまな問題を考えていきました.そこから,恋愛においてサンクコスト効果があるのでは?という議論が起こり,研究を進めることに.まずは,先行研究を調べてみると,Rego et.(Curr Pychol, 2018)が同じような研究を行なっていました.しかし,彼女らの研究にはまだ問題があると学生たちが議論し,新たなアンケート調査を行いました.するとRegoらと異なる結果が観察されました.
興味分野を見つけ,調べてみたいことを熟慮し,先行研究を比較しながら調べるという研究活動で大事なことをきちんと行なってきました.この点に関しては,選考してくださった方々にもきちんと伝わりました.しかし,「調べてみたいこと」に関する社会的意義の部分をもっと深く考えるべきだったこと,また記述統計をもっと丁寧に記述した後に統計分析結果を書いて欲しいなど,詳細な研究活動への指摘をいただきました.これらは全くご指摘の通りであり,学生たちも指摘されて気付けたようです.
結果が出なくても,2年間取り組んできたことはどこかで役に立つはずです.落ち込んでもまた立ち上がり,今後の人生に活かしてほしいと思います.