感謝・感謝・感謝
福岡県中学校長会 会長 藤井浩彦 (大野城市立大野東中学校)
私が昨年、令和七年度の福岡県中学校長会の会長職を拝命してから、あっという間の一年が過ぎようとしています。全日中理事、全九中常任幹事をはじめ、県内の様々な団体や委員会の理事などを兼任し、また他の団体の総会や研修会等に来賓として出席させていただく中で、その職責の大きさや重さを身に染みて感じながら今日に至っております。そして何より、「福岡県中学校長会の会長として何ができるのか?」を日々考えながら、その職務に取り組んでまいりました。この間、副会長や幹事役員の皆様をはじめとする多くの校長先生のご支援やご協力のおかげで、これまでの事業が無事に進められていますことに、あらためて感謝申し上げます。
さて、本年度の県中学校長会の活動は、「全日中教育ビジョン」を踏まえ、県内八地区それぞれの教育課題を共有し、その解決策を模索してきました。十一月に筑後市で行った福岡県中学校長研修大会においては、県内各地区の校長先生方から多くの実践や取組、そして成果等が発表され、活発な協議を通して学び高め合うことができました。
また、各研究部においては、「学校全体のウェルビーイングを推進するための教育条件整備」、「発達障がいのある子どもへの指導の充実」、「現行学習指導要領の実現に向けた教育課程」、「部活動の地域展開」などに関する調査研究を実施し、その結果と考察は、全日中の調査や県教委への要望活動へとつながりました。
さらに、本年度の活動の重点に挙げた「適正な入試制度の確立」と「研修の充実」に関しては、昨年度にも増して大きな成果を挙げることができました。
「適正な入試制度の確立」については、年一回行ってきた県教委、公立高等学校長協会、私学協会をはじめとする関係団体六者での協議会をより充実させていくために、新たに「ワーキングチーム協議会」を組織し、各団体の代表が集まり年間三回の細やかな会議を実施し、次年度以降の入試日程や今後の方向性等について熟議を重ねました。
「研修の充実」については、各郡市校長会代表が集まる評議員会(年六回開催)において、「ミニ研修」と称し、講師を招いて年四回の研修を行いました。「教員の確保と育成【県教育センター指導主事】」、「学校における人権教育推進上の課題【県教育振興部指導主事】」、「学びの多様化学校の取組【百道松原中学校長】」、「中学校における法的事案対応【福岡市教委学校法務担当】」をテーマとして、各講師の先生方に講話をしていただき、有意義な研修の場となりました。
教育現場の課題は、ますます多様化・複雑化しており、その解決は容易なことではありません。しかし、「教育は国の根幹である」ことを踏まえ、私たち校長はもちろんのこと教育に携わる者すべてが、「しなやかさ」と「たくましさ」をもって、課題解決に向けて邁進していかなければならないと思います。
結びに、日頃より子どもたちの笑顔と未来のためにご尽力いただいております各校の校長先生方に対し、心より敬意と感謝の意を表します。
一年間、本当にありがとうございました。