第七六回全日本中学校長会総会が、五月十五日・十六日の二日間、東京都渋谷区国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催されました。福岡県からは、藤井会長、阿部前会長、猿渡副会長、波多江副会長、志牟田幹事長、村川の六人が出席しました。
一日目、会長には、昨年度に引き続き、東京都大田区志茂田中学校の青海正校長が選任されました。令和七年度の活動の重点として①本会の組織と機能を充実させ、活動の活性化を図る②確かな学力の定着、豊かな心と健やかな体を育むための「カリキュラム・マネジメント」に努める③学校の自主性・自律性の確立に努め、家庭や地域社会に信頼される学校づくりを進める④多様な教育活動を推進するための教育諸条件の整備・充実を期する⑤職責に見合った待遇改善の実現に期する、が挙げられました。
総会の後半には、第七七回全日本中学校長会研究協議会長野大会の主題及び分科会研究題の説明があり、最後に「宣言・決議」が読み上げられました。
二日目、文部科学省等から、「教師を取り巻く環境整備について」「いじめ・不登校支援対応について」「部活動の地域連携・地域移行と地域スポーツ・文化芸術環境の整備について」等の説明がありました。
また、文部科学省初等中等教育局武藤久慶教育課程課長より『次期学習指導要領の検討の方向性について』という演題で講話があり、次期学習指導要領の背景と検討の方向性を教育DXと関連させながら話がありました。
この二日間は、貴重な説明やお話を聞くことができ、大変意義深いものとなりました。