第二回 特別企画

糸状菌関連のウイルス話を紹介します

第2回 〜糸状菌に感染するウイルスの生理生態〜


糸状菌分子生物学研究会若手の会【特別企画】の第2弾として、「糸状菌に感染するウイルス(マイコウイルス)」について取り上げます。昨年の2020年から今に至るまで人類に猛威を振るい、我々の生活を一変させてしまった新型コロナウイルス。それによって、ウイルスについて広く世間に知られるようになりました。しかし、微生物学を専門とする糸状菌研究者でも、ウイルスについてはそこまで詳しくない、また、糸状菌に感染するウイルスであるマイコウイルスについてはあまり知られていないことと思います。そこで今回、マイコウイルスの生理生態を研究されている浦山俊一氏に紹介していただきます。


このご時世、ウイルスについてさらに詳しくなり、糸状菌研究と関連のあるマイコウイルスについて理解を深めていただけますと幸いです。

【マイコウイルス】をクリックすると pdf が開きますのでぜひご覧下さい。

浦山俊一

第一回 特別企画

糸状菌関連分野のホットな話題を紹介します

第1回 〜糸状菌におけるオートファジーとその機能〜

糸状菌分子生物学研究会若手の会【特別企画】として、2016年ノーベル医学生理学賞を受賞された東京工業大学・大隅良典栄誉教授がご研究されている「オートファジー(自食作用)の仕組み」について取り上げます。酵母・糸状菌から人まで広く保存された生命の基盤となる重要な仕組みについて、糸状菌におけるオートファジーについて研究されている菊間隆志氏に紹介していただきます。

基本的なオートファジーの仕組みから、酵母と糸状菌における違いやオートファージーを利用した有用物質生産への取り組みなど、基礎から応用まで幅広く含んだ興味深い内容となっています。

【オートファジー】をクリックすると pdf が開きますのでぜひご覧下さい。

菊間隆志