第2回楡文賞は、選考の結果、ドイツ文学を研究している前原真吾氏(36歳)が選ばれ、3月24日、文学部においてその授与式が行われました。 前原氏は、北大文学部を卒業後、北大大学院研究科修士課程・博士課程を経て、平成14年、北大より博士号(文学)を取得。 その間、ドイツ・ミュンヘン大学へ留学するとともに、日本学術振興会特別研究員をつとめました。 著書『文筆業の誕生~近代ドイツにおける文筆家団体の活動史』(東洋出版、2004年)を中心とした研究活動が高く評価されました。