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第12回楡文賞は松下隆志氏とマイエル・イングリッド氏に

第12回楡文賞の審査結果について 2016年1月19日、北大文学部小会議室において楡文賞選考委員会を開催し、審査の結果、次の二名が楡文賞にふさわしい方として全員一致して授与を決定しました。

松下 隆志 氏

北海道大学大学院文学研究科スラブ社会文化論博士課程3年在籍中

(所属は11月応募時点のもの)

日本学術振興会育志賞受賞など、ロシア現代文学研究において卓越した研究業績があり、また、ソローキンをはじめとするロシア現代文学の翻訳出版活動を積極的に行っている点が評価されました。

マイエル・イングリッド 氏

北海道大学大学院文学研究科言語情報学博士課程3年在籍中

(所属は11月応募時点のもの)

さっぽろ人形浄瑠璃あしり座、現代演劇における国際的な活動(海外公演等)、日本文学のハンガリー語への翻訳、これらを通しての国際的な文化交流に多大の貢献をなしている点が評価されました。

例年、1名の受賞者ですが、今回は特別に2名の受賞者とすることとしました。

選考委員は、橋場昇、池田証壽、弓巾和順、櫻井義秀、新田孝彦、望月恒子、北里和彦、梅津真、本田優子、竹内政明です。

楡文賞授与式は2016年3月24日、卒業修了祝賀会の席上にて行う予定です。