FUKUSHIMAYA TASTING MARKET AKIHABARA
FUKUSHIMAYA TASTING MARKET AKIHABARA
Schemata Architects
Schemata Architects
Category:什器
図の上段:✕ありあわせの要素がZAMパイプの一つしかない
図の中段:○ビニールハウスの骨材がレジの仕切りに読み替えられている
図の下段:〇カウンターと関係することでレジの仕切りとしての構造を作っている
「ただパイプを配置する、それだけでレジが仕切られる。しかしパイプ以外はありあわせでない。」
この作品はブリコラージュではない。
作品は、レジにパイプを配置することで仕切ることができるというもの。ありあわせの要素がZAMパイプのみとなっていて、レジカウンターはオリジナルの造作で、そこに出来事性はない。これは「目的が先行した資材収集」に抵触する。
例えば、読み替えが起きていなくてもいいので、「ビニールハウス」にある資材集合の中からレジカウンターに代わるものを見つけられればブリコラージュ成功だろう。
しかし、反復するパイプの架構を仕切りに読み替えていることはブリコラージュの一側面として評価できる。