8月31日、突如としてそのゲームはリリースされた。そのゲームの名は『ワイルドアリーナサバイバーズ(以下、WAS)』だ。
当日の朝にUBISOFT公式より動画が投稿され、9月に行われる「UBISOFT FORWARD」で詳細発表するのかなぁ?と思ったら、まさかの当日リリース。「マジで!?」となったのは言うまでもない。
今回は、WASについて解説していく。
ジャンルは見下ろし型アクションのPvPvE(プレイヤーvsプレイヤーvsエネミー)のバトルロイヤルで、スマートフォン向けとしてリリースされているため、iOS/Androidでプレイ可能だ。基本プレイは無料で、ゲーム内課金がある。課金の用途は、キャラクターの解放とレベルアップ、バトルパスプレミアムラインの解放だ。キャラクターについては後述する。
このゲームを簡単に説明するならば、”10分で終わるバトルロイヤル”だ。筆者も実際に1マッチプレイしたが、8~9分で決着がついた。このお手軽さは、他のバトルロイヤルゲームと比べて有利な点だろう。
次に、『WAS』のルールについて解説していく。
『WAS』のルールを、複数の段階に分けて解説していく。まずはロビー画面で”サバイバー”を選択する必要がある。このサバイバーというのは、”ローグ”や”エンフォーサー”といった役割を持ち、戦闘スタイルに変化をもたらす。似たシステムのゲームは数多くあるので、わかる人はすぐ理解できるだろう。
サービス開始段階では13人のサバイバーが登場しており、近距離タイプ、遠距離タイプ、特殊な立ち回りを要求するタイプまで、多種多様なプレイスタイルができる。サバイバーごとに装備できる武器が異なるのも、このゲームの奥深さを生み出す要因になっているだろう。『ファントムズ』かな?
ゲーム開始時には、下記画像の3人から1人を選び、無料で入手することができる。
※追記(9/26):現在はこの3人ではなくなっています。
バック:バランス型。アサルトライフルによる遠距離攻撃と、ショットガンによる近距離攻撃を繰り出す。
アンガス:タンク型。移動速度は遅いがトップクラスの体力を持ち、近距離で堅実に敵を倒す。
スン軍曹:アタッカー型。防御が低いが、高い移動速度と瞬間火力を持つ。
ここで選択しなかったソルジャーは、ゲームを進めることでアンロックできるので安心してほしい。自分のスキルに合いそうなサバイバーを選択するのがおすすめだ。筆者はスン軍曹を選んだ。ここにいないサバイバーも、課金やゲームの進行で入手できる。
『WAS』には、”ソロ”と”デュオ”2つのモードがある。文面を見ればわかる人はいるだろうが、改めて紹介する。
マッチメイキングでは、最大40人のプレイヤーと対戦することになる。プレイヤーがプレイヤーをキルするのではなく、マップに出現するワニやバッファローなどの獣エネミーや毒ガスがキルする場合もある。
真のサバイバーになれ!ほかのプレイヤーと戦い、最後まで生き残れ!
勝利条件:最後の1人のサバイバーになる
団結は力なり!他1人のプレイヤーと力を合わせ、他のチームとの戦いで生き残ろう!(1人での参加も可能)
勝利条件:他のチームが全滅する
これが『WAS』の操作方法だ。マッチが始まる前に毎回表示されるので、確認しておこう。書かれている項目についても解説する。
ここに獣や他サバイバーが表示される。また、タップすれば戦いの舞台となるシディーナ島全域を確認できる。
移動手段をサバイバーが居る地点に呼び出す。移動速度は高いが、足音が大きいため徒歩か馬かは見極めよう。
もちろんありますエモート。意思表示に使用できる。
サバイバーが使用する武器やアイテムをアップグレードすることができる。アップグレードにはクレートや伐採、採取できる木や石から入手できる欠片を使用する。アップグレード後の装備を直で入手できる場合もあるが、基本はアップグレードするほうが良い。
チェスト
前述した木の伐採、石の採取、クレートの開封などで使用する。
サバイバーが使用する武器を切り替える。切り替えて翻弄するのも重要だ。
実際に見てもらうほうが早いかと思い、動画を用意した。ぜひ確認してほしい。
サバイバーによるが、刀やスコップといった近接武器や、アサルトライフルやショットガンといった遠距離武器を駆使し、相手の体力を0にすれば撃破となる。
また、武器種ごとに”シグネチャースキル”がある。高いダメージを与えたり、スタン(一時的に行動不能)にさせたりする効果がある。シグネチャースキルはクールダウン式なので、使いどころは注意したい。
『WAS』は「安全エリア縮小」式のバトルロイヤルとなっている。時間が経過すると安全なエリアが縮小し、エリア外に居るとダメージを受ける、よくあるやつだ。『WAS』はこれが”10分で終わるバトルロイヤル”の要因である。そう、この安全エリアは完全縮小までの時間が7分しかないのだ。短いと感じるかもしれないが、『WAS』はこれでいいのだ。ちゃんと7分で決着がつくようにバランス調整が行われている。「どうせUBIでしょ?」と思うかもしれないが、一度プレイして確かめてみてほしい。
ゲーム内の要素全部語りつくすとだいぶ長くなってしまう可能性があるため、今回は世界観やサバイバーのレベルアップなどを抜きにして、『WAS』のシステムについての解説を重点的に行った。
私的な感想としては、ちゃんとスマートフォン向けとして調整が行われていると感じた。戦闘バランス、1試合に必要とする時間、画面の操作感など、過去の作品で学んだことを確実に生かしていると考えた。
では締めのあいさつ(Storeの文章ほぼまんま)を。
ワイルドコール・フェスティバルへようこそ!暴力的でクレイジーなゲームにスリルを求め集まったサバイバーたちを退け、真のサバイバーを目指せ!
P.S:スマホ、3Dゲーム、マッチメイキング…もうお分かりですね?端末熱くなるので適度に休ませてあげましょう。