【ゼミ紹介・概要】
中古ゼミでは、平安京に遷都した延暦十三年(七九四)から約四〇〇年にわたる平安時代の文学(=中古文学)を扱います。平安時代に生まれたあらゆる文学作品──『古今和歌集』を規範に展開する和歌、『源氏物語』を頂点とする物語、『土佐日記』に始まる日記作品や『栄花物語』『大鏡』といった歴史物語、『枕草子』、などのかな文学をはじめとして、勅撰三漢詩文集に始まる平安朝漢詩文など──を研究対象とすることができます。
<3年ゼミ 第一演習>
3年生のゼミでは『源氏物語』の一つの巻を全員で読み進めており、令和7年度は須磨巻を扱っています。1年生の古典文字基礎演習で学んだことをいかし、翻刻、校異、語釈、現代語訳、考察を行い、発表します。古典文学の研究方法を学べるのはもちろん、先生やゼミ生から幅広い意見やアドバイスをいただくことができ、卒業論文執筆の土台を築くことができます。
<4年ゼミ 第二演習>
ここでは、3年次のゼミを受けて、各自の興味関心から卒業論文のテーマを決めて研究を深めていきます。意見交換や議論を経て、自らの考察を深めることもあれば内容の見直しにも繋がります。こうして卒業論文の制作を進めていきます。
【ゼミ合宿について】
夏休みに開催するゼミ合宿では、4年生の卒業論文の中間発表が行われます。令和7年度は伊豆へ行きました。卒業論文の中間発表だけでなく観光や宴会もあり、ゼミ生同士・先生との交流に良い機会です。
【ゼミ生の声】
〇どうして中古ゼミを選んだの?
・国文学講読で長瀬先生の講義を受講し、高校生のころから親しんできた源氏物語のより詳しい読解を行ったことで、中古文学に興味を持ったため。
・中古文学が好きだから
・源氏物語に興味があったこと、ゼミ見学の時に雰囲気がとても良かったことが理由です。
〇中古ゼミの良いところを教えて!
・ゼミ生も長瀬先生もあたたかく意見を受け止めてくれる、強く否定されることがないため発言がしやすい環境になっている点がよいところだと思います。
・わからないところも否定せずみんなで話し合える優しいところ
・ゼミのみんなが優しくて、とても話しやすい雰囲気です。人前で話すのがとっても苦手なので、みなさんの優しさにいつも助けられています。
発表担当を決め、『源氏物語』を輪読します。
司会進行もゼミ生で交代しながら行います。
『字典かな』を用いながら変体仮名を読みます。
はじめは苦戦しますが、次第に読めるようになります!
4年ゼミでは、卒業論文執筆に向けた報告と質疑応答を行います。
ここでの討議を通して、各自の卒業論文を練り上げていきます。