日本文学文化専攻
こちらでは日本文学文化専攻の最新ニュースを中心にお伝えします。
【専攻長メッセージ】
日本の文学・文化へ縦横に通じた探求
日本文学文化専攻は広くて深い範囲の学びを網羅するために、日本語学、古典文学文化、近現代文学文化、比較文学文化の領域の専門科目を配しています。
日本の文学や文化は長い歴史の蓄積の上に成立しており、日本において日常的に接するだけではなかなか気づかないことでも、文献を深く緻密に研究することによって新たな発見に至ることは無限に可能でしょう。また、様々な文化からの視点で日本の文学や文化を探究することにも、やはり新たな気づきに至る大きな意味があります。それぞれの学生の立場からの研究テーマを、大学院において専門的な学びによって深めていくことを期待しております。
当専攻には博士前期課程の大学院生に対し、修士論文の構想を発表したり、その成果を発表する機会を持つとともに、さらに学内に教員、院生、校友によって組織される日本文学文化学会があり、そこで身近に先端の研究にふれたり、自らの研究成果を発表することもできます(査読付きで機関誌に投稿することもできます)。こうした機会をぜひとも生かし、多様な考えにふれ、思索する力を積み上げ、切磋琢磨することにより、自らの研究テーマを新たに形とし、高度で創造的な修士論文にまでまとめ上げてほしいと思います。
皆さんが多くの人々の生活の記憶が生きている文学や文化に深く学び、また多様な考えのなかで研鑽することによって、自身の考えや感性を磨き上げ、充実した研究と豊かな成果をもたらすように進まれることを、心から願っております。
日本文学文化専攻
専攻長 野呂 芳信
専攻概要
「日本文学文化」の専攻名は、文学部日本文学文化学科との連動を明確化するために、2014年度に「国文学専攻」から名称変更したものです。「日本文学文化」の名称については、文学は文化の文脈の内にとらえるべきという意図に発しています。
日本語学・日本文学を主要分野とし、分野内の各専攻領域の教員が指導にあたります。
入学定員:前期課程10名/後期課程3名
開講時間:昼間開講
キャンパス:白山
学位:前期課程 修士(文学)/後期課程 博士(文学)
取得可能な資格:高等学校教諭専修免許状(国語)/中学校教諭専修免許状(国語)
東洋大学日本文学文化学会HPへのリンクです。
学会の大会や研究発表の概要、会員のための会報『日本文学文化』のお知らせや、機関誌『日本文学文化』の原稿募集といった活動を掲載しています。