たから広辞苑 卒園編

平成28年3月17日号

【保育証書】

卒園証書ともいう。今年度は立派に成長した19人の年長児が受け取る。今年度最後の証書番号は第2503号。つまり、宝保育園の創立以来2503人目の卒園児ということになる。

【卒園製作】

卒園の記念に年長児が製作するもの。今年は陶芸の先生の指導を仰ぎ、自分で使うお皿を作った。カラフルな色粘土や、印花(いんか)というスタンプで模様をつけて、かわいらしいお皿が完成した。

先日は陶芸の先生をお招きして、できあがったお皿を使って一緒に給食をいただいた。自分で作ったお皿で食べる給食は、いつも以上においしかったともっぱらの評判である。

【お別れ会】

年長児への感謝と激励の気持ちを込めて催される行事。年長児が行なっていたお当番活動を年中児へ引き継ぐという、大切な意義もある。

その他にも、小さいお友だちからのプレゼント贈呈、年中児も調理を手伝ったスペシャルメニューの会食、年長児からのお礼の合唱(ドキドキドン!いちねんせい)、先生方の劇(三匹のヤギのがらがらどん)、理事長先生の手品と、盛りだくさんの楽しい一日を過ごした。

【卒園式】

①子供が未来への一歩を踏み出すための式典

②あなたの苦労も報われる日。卒園証書を受け取る我が子を見ながら、生まれた日のこと、突然の高熱におろおろしたこと、仕事との両立にくじけそうになったことなどが走馬灯のように甦ってくるという。

本当によくがんばりました。当日はハンカチをお忘れなきよう。

【卒園式後の保育】

卒園式後も通えるのが保育園のいいところ。それは余韻の中に凝縮された美しい調べに耳を澄ませる時間。

「ほんとうのお別れ」までに残された時間をたいせつに過ごしてほしい。園長の切なる願いである。