実験設備
実験で用いている設備の一部を紹介します.随時更新していく予定です.
循環型養液栽培装置
塩ストレス付与用の循環型養液栽培装置です.100 Lタンクに塩や培養液を入れてかん水し,足りなくなった分は自動で補給するようになっています.培地はパミス(軽石)を使っています.約5 mの栽培ベッドが6つあります(手作りです).
土壌水分制御装置
乾燥ストレス付与用の土壌水分制御装置です.土壌水分センサーの値によって電磁弁のON/OFFが出来るようにしており,かん水開始の設定値を低くすることで乾燥ストレスを与えることが出来ます(手作りです).
人工気象器
果実をin vitro培養した実験系(Zushi et. al., 2014)を用いて光条件を変えたり環境条件による代謝産物の変化も調べています.
気象センサー/データロガー
生育時の環境条件を測定するのに使います(写真はイチゴ圃場に設置している写真です).
食感試験機
果実の硬さを測定する機器です.
分光光度計
温度調整器をつけて酵素活性などを測定しています.
ロータリーエバポレーター
果実から抽出した成分を濃縮するときに使います.
HPLC
糖、有機酸、ビタミンCなどの成分の定量に使います.