karupapa21sei氏との話の結末
雪渓老師にkarupapa21sei氏とのやり取りを報告し、裁定を求めた。
回答は、
「相手になるな、するな」
の一言。
これにて、おしまい。
因みに、雪渓老師に書いた手紙は次の通り。
謹啓
御健祥にて四衆接化のことと御慶び申し上げます。
さて、この度は、誠に心苦しいのですが、どうしても堂頭老師の御裁定を頂かなければならないと存じ、御便り申し上げる次第です。
発心寺参禅者で、昨年『禅友に贈る書』という著作を出版された方がおられます。町野久義というペンネームを使っておられます。
この方は、インターネットでも盛んに発言しておられて、インターネット上では、karupapa21seiと名乗っておられます。
この方がインターネット上で、弊師・井上希道を激しく批判しておられるのを、たまたま拝見致しました。おそらくは誤解があるのだろう、と思い、karupapa21sei氏に電子メールを送りました。そうしましたところ、更に激しく批判を展開されました。
それに対して、私は更に疑問点などをメールで送りましたところ、遂には弊師を「カルトの教祖」のように言い出されました。
同封致しましたものは、この間のやり取りの記録です。
私が最初に送ったメール ……………………………………… 1
karupapa21sei氏からの応答「少林窟井上希道老師1~4」… 4
私の第2のメール …………………………………………… 29
karupapa21sei氏からの応答「浅田様1~2」 ………………… 41
この方の言われることは、もっともらしいことではあると存じますが、
何か大変大きな勘違いをされているのではないか、と思われてなりません。
しかし、私が何を申しましても、罵倒されて、火に油を注ぐのがオチのようです。
そこで、堂頭老師に御教示頂きたいことと御願いがございます。
先ず、御教示頂きたいのは、
① この方は、本当に堂頭老師から仏法を説くことを許された方
であり、この方の説かれることに間違いはないのでしょうか?
② つまり、この方に印可証明を与えられたのでしょうか?
③ この方とのやり取りにありますように、大智老尼の説かれている「只管工夫の三段階」の説明について、この方は、堂頭老師も老尼に対して否定的に言われているように示唆されていて、堂頭老師に直接尋ねるように指示されています。同封致しております老尼の法話は、仏法から外れているのでしょうか?
次に御願いですが、
① この方が、堂頭老師の法を継がれた方であり、正しい仏法を説いておられるとしましても、このように執拗な批判を続けることは、適当なこととは思われません。しかも、「カルトの教祖」のように言い募るのは、常軌を逸しているように思われます。この方の言論の在り方について、再考するように促して頂きたいのです。
② もし、堂頭老師から御回答を頂けましたら、それを公開することを御許し下さい。
以上、誠に無礼な御願いではあると存じますが、堂頭老師の御言葉を頂かないことには解決がつかないと思われますので、どうぞ宜しく御願い申し上げます。この方が、堂頭老師の印可底の方であるなら、私は即座に謝罪して、非礼を詫びた上、自説を撤回しなくてはなりません。
因みに、この方とのやり取りについて、弊師は、全く関知しておりません。私が独断でやっていることです。
この御手紙も、弊師には無断で御送りするものです。
冀わくば、堂頭老大師、法身堅固福寿無量ならんことを。
合掌
平成二十一年九月九日
浅田幽雪 九拝
発心寺専門僧堂堂頭老大師
侍史下