紫外線レーザーによる漆表面へのデザイン手法 / Urushi Design Projector

3Dプリンタやレーザーカッター等の普及により,個人でモノづくりの可能性を広げている.この背景には,これらのツールを使いこなすためのソフトウェアが十分に発達していることが挙げられる.本研究はそういったパーソナル・ファブリケーションの手法を,日本の伝統工芸の一つである漆文化と融合させることを目指すものである.漆は紫外線によって状態が変化する特徴を持っている.本研究ではこの特徴を用いて紫外線の表面のデザインをコンピュータの出力によって実現するために,紫外線の光線を制御する手法を提案する.

【参考文献】

N. Koizumi, Y. Hashimoto, T. Naemura: A design method to surface of Japanese lacquer by UV projection for DIY fabrication, ACE2014, 2014/11/11-14.