Mission

本研究室では

物事に触れる際に得られる感触を

工学的に再現・創造する

技術およびコンテンツの研究を行います

”感触”を創り出す新たな人間中心インタフェース

”感触”と聞いて,みなさんは何を思い浮かべるでしょうか.おそらく多くの方は「手触り,肌触り」といった直接肌が物体に触れることで得られる情報をイメージするかと思います.しかし辞書によると,

  1. 外界の物事に触れて心に感じること.
  2. 物事の雰囲気などからそれとなく受ける感じ.印象.
  3. 手や肌に触れた感じ.手ざわり.肌ざわり.

とあり,様々な”感じる”を内包していることが分かります.

本研究室では,この”感触”をキーワードとして,触覚のみならず他の諸感覚を組み合わせ,人間の生理学,心理学に基づいた適切な情報提示を行うことにより,ユーザが真に得たい”感触”を得られる新たな人間中心インタフェースを設計することを目指します.

戦略

本研究室の目的に対して,主に以下のアプローチを行っています.

  • 錯覚やクロスモーダル,マルチモーダルの諸現象や人間の知覚特性を利用した効率的な感覚提示手法の開発
  • 「手応え」などの人間の印象を生理指標や身体応答と関連付けて,印象から生理指標・身体応答を誘導する手法の提案
  • 芸術性の高い伝統工芸に先端技術を組み合わせた「琴線に触れる」プロダクトの創出

*具体的な研究内容については,【Research】を参照してください.