著者 松本 清張
4.9 5つ星のうち 28 カスタマーレビュー
Download新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)松本 清張 - 内容(「BOOK」データベースより) 戦後日本で起きた怪事件の背後に何が存在したのか。米国・GHQの恐るべき謀略に肉薄した昭和史に残る名作の続編。戦後の混乱を生々しく伝え、今日の日本を考える貴重な資料である。日本中を震撼させた「帝銀事件の謎」、被告の冤罪を主張する「推理・松川事件」、横暴な権力への静かな怒りに満ちた「追放とレッド・パージ」など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 松本/清張 1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。63年「日本の黒い霧」などの業績により第5回日本ジャーナリスト会議賞受賞。67年第1回吉川英治文学賞受賞。70年第18回菊池寛、90年朝日賞受賞。92(平成4)年8月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 本巻で取り上げられている事件はどれも戦後日本においてのみ完結できるものではなく、戦前の日本人の活動、GHQ、さらには中国やソ連と密接に関係しているものばかりであり、その霧の黒さ故にある種のロマンをかきたてる。しかし、戦後日本に発生したこれら怪事件にこれらの要素が絡んでいるのを指摘したのは筆者の推理力と胆力の賜物であり、これぞ言論人の仕事なのだろう。個人的には、戦前戦中に日本人が中国で行った両極端の行為が戦後の事件に影響を及ぼしているという視点が面白かった。すなわち、731部隊で生物・化学兵器の人体実験を行った関係者の関与が考えられる帝銀事件や、逆に戦前戦中に中国や米国のスパイとして中国で活動した左翼が拉致監禁された鹿地事件である。特に後者は戦後日本におけるソ連のスパイ活動の手口が詳細に描かれており、インテリジェンスに関心がある方にとっては必読の箇所となっている。 大変良いものでした。予想以上と思われます。皆さんにもお勧めしたいと思います。 Tags:新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)PDFダウンロード新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)PDF新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)のePub新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)ダウンロード新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)オーディオブック新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)ダウンロードブック新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)発売日新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)試し読み新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)ネタバレ新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)amazon新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)download新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)kindle