CLIEは赤外線で各種データを送信できます。ThinkPad等の赤外線受信できるパソコンで受信するとメモ帳のデータは、一行目+".txt"のファイル名で保存されます。一行目が日本語の場合、文字化けしたファイル名になりますが、RENAMEすれば、テキスト・エディタ等でそのまま見られます。
そこで予定表のデータですがこちらは、予定+".vcs"のファイル名で保存されます(ファイル名の文字化けは、メモ帳と同様です)。vcsファイル自体は、テキスト・エディタ見られるのですが、予定やコメントに日本語が含まれる場合、QUOTED-PRINTABLEでエンコードされていますので、そのままでは意味不明(?)です。palm DESKTOPをインストールしていれば、何も問題はないのですが、この程度のデコードなら、と、作ったが始まりです(デコーダのソースはこちら)。これでも十分間に合うのですが、どうせならWindows版を作ろうと思い、VCSファイルのビューアに仕立てました( vcsViewer.zip のダウンロードはこちらから)。
また、QUOTED-PRINTABLE変換部分のみを切り出り、エンコードを付加したプログラムもあります。( QUOTEDPRINTABLE.zip のダウンロードはこちらから)。
プログラム作製に使ったツールは、Visual C++ 2005 Express Edition 日本語版です。レジストリ等は使用していませんので、適当なフォルダに実行ファイル(VCSVIEWER.EXE)を解凍すれば使えます。実行して、*.vcsファイルを入力すれば、予定やコメントが表示されます。なおプログラムの実行に際しては、以下のモジュールが必要です。必要に応じてインストールしてください。
Microsoft .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ (x86)
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)
なお、掲載したソースおよび実行ファイルは、ご自由にお使い下さい。ただし、ご使用により、いかなる弊害や不具合が生じたとしても当方ではいかなる責任も持ちません。予め、ご了承下さい。
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