中古蛍光X線SFT9300
販売・修理中
弊社の販売する装置は全てメーカーの出荷基準を満たしております。
弊社の販売する装置は全てメーカーの出荷基準を満たしております。
SFT9300標準タイプです。
SFT9300シリーズはメーカーの日立ハイテクサイエンス殿によりますと、保守部品保有期限は 2026年3月となっております。
X線管電圧50KV、最大管電流1500μAと従来品SFT9200の1.66倍のX線出力を有します。
また、SFT9300は光学レンズによるズーム機構が付いておりますので、微小な製品の測定に有効です。
また、SFT9300は焦点距離を2段階に延長することが可能ですので、湾曲した製品や、凹部の測定が可能です。
外観は中の上と思います。
カバーを外しまして、整備をします。
フレームは多少錆びもありますが、機能に支障はありません。
錆びは取り除いて、防錆しました。
光軸調整治具にレーザー光を照射して、自動焦点機構の確認です。
測定室上部に比例計数管やシャッターが見えます。
XYZテーブルです。多少錆びが発生しておりますので、錆び除去と防錆処置をしました。
標準距離での試料画像です。
ズーム2.0での試料画像です。
ズーム4.0での試料画面です。
ズーム6.0での試料画面です。
焦点距離を1段長くして、ズームは標準です。
焦点距離を1段長くして、ズーム2.0です。
焦点距離を2段階長くして、ズームは標準です。
焦点距離を2段長くして、ズームは2.0です。
光軸が大きく右にずれております。これを修正致しますには光学系の取付部を削り直す必要がありますが、弊社はこの状態のままで出荷させて頂きます。
Ni/Cu/Feの検量線を2次フィルターを使わずに、ニューメリカル・フィルターのみで作成し、標準板は上記のように設定しました。
使用した標準箔です。
標準箔Ni:2.12μm Cu:1.69μmを10秒100回、 コリメータは0.1mmφでの測定結果です。
販売価格:お問い合わせをお願い致します。
保証付き(保証期間:別途お打ち合わせ)(中古装置は一般的に長期休眠していることが殆どですが、休眠装置はその時立ち上がってもその測定精度や機能が安定せず、結局「安物買いの銭失い」になることも珍しくありません。保証の有無は極めて重要です。)
検収条件:メーカーのうたう測定精度、機能を満足していることは言うまでもありませんが、お客様の希望されるアプリケーションでの検収をご希望される場合は、その アプリケーションにて検収を実施させて頂きます。
ワンポイントアドバイス:中古蛍光X線膜厚計の購入に際して留意する点の一つに、その装置がどのような事情で中古市場に出されたのかということがあります。メッキ会社やメッキ事業が閉鎖になって放出された装置で、長期在庫でない装置は「良品」であることが多いです。反対に、メッキ会社やメッキ事業が継続されているにも拘わらず放出された装置で、特に現行機は「訳あり品」であることが多いです。
詳細は、有限会社テスラ電子技研までご連絡をお願い致します。
TEL:042-321-7125
E-mail:tesura1@jcom.home.ne.jp
会社 URL: https://sites.google.com/view/tesura