タグチメソッド


日本の技術者が知らないでは済まされない技法!?
 

タグチメソッドは田口玄一が提唱する品質設計のための工学、品質工学である。一般的に実験計画法とは統計学の一分野でフィッシャーにより考案された。

従来、一因子の変化を追って実験を行っていたことに対し、複数の因子を扱うことで、各因子の主効果、交互作用を把握することが出来る。田口は品質工学として発展させ、SN比というバラツキの概念を使用し、要求する特性(望大特性、望小特性および望目特性)に応じて、バラツキも小さくすることを理想としているさらに、特筆すべき概念は"損失関数"という考え方である。


よい品質とは、"平均値が目標に近いことである。"これを規格限界の値から決定しようとするもので、規格外の値に近づくほど、損失金額が大きくなる(s下図)。このように理解することで、規格内であれば合格であるという一意的な考えを継続的改善へ向かわせることが出来る。

*図は、右の参考文献、p2 図1.1 規格の内と外の損失 を参考に作成。

 

<関連サイト>
品質工学(Wikipedia) →タグチメソッドに詳しい。

<統計ソフト>
JUSE-Statシリーズ
Minitab

*統計ソフトの解説やヘルプでの例を学ぶことでも学習することが出来ます。

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  • 参考書籍
田口 玄一,『品質設計のための実験計画法』,日本規格協会, p1-16, 1988.