対馬での調査写真

対馬の森林土壌の断面です。

対馬の水田土壌の断面です

というには、すごく浅いのですが(汗)、この浅い土壌断面の原因には、急な地形と共に、過去の人為要因があるのではないか、と考えています。というのも、ほんの数十年前までは、焼畑のやり過ぎにより草地が広がっていたそうで、相当の土壌侵食が起きていたのではないかなぁ、と考えています。

このあたり、是非将来的に研究テーマとして考えたいと思っています。

水田環境下では還元状態が進むため、鉄の化学形態が還元鉄になるため、青く(灰色に)なります。写真内の、線状に見える茶色の線は、植物の根の周辺では呼吸が行われるため酸化状態になるので、鉄が酸化鉄になり、赤茶色(いわゆる一般的な鉄さびの色)に見えます。

こういうふうに色ではっきり見えると、判りやすくて面白いですよね!!

対馬の森林土壌を採取した場所の写真です。

ひょろひょろっとした、細い(若い)木々が立ち並んでいます。

焼畑のなごりだそうです。