スタジオ・フリーデルの講師をご紹介いたします。
八十嶋 洋子 (ヤソシマ ヨウコ)
東京藝術大学音楽学部器楽科(ピアノ)卒業。
旧西ベルリンにて、ピアノを ゲルハルト・プッヘルト氏、ダニエル・ヘクスタ氏、室内楽をルドルフ・ワインスハイマー氏に師事。
在独中、ジュネーブ国際コンクール他、多くのコンクールで伴奏ピアニストを務める。ベルリンの“ロイヤルアカデミー オブ ダンシング”の正式ピアニストとして数々の公演に出演。1982年、ベルリンフィルハーモニー室内楽ホールにて八十嶋龍三とのデュオでデビューの後、チェロとピアノの為の作品を中心に研究を重ね、ドイツ、日本各地で演奏活動を続けている。
大学在学中より永年にわたり、日本を代表する作曲家 平井康三郎氏に師事、氏の主宰する“新しい日本の歌”において多くの日本歌曲の初演の他、文化庁助成(社)日本作曲家協議会主催によるピアノ作品発表にてNHK-FMに出演。ピアノソロをはじめ、(チェンバロ含を含む)室内楽奏者、伴奏者として演奏活動の他、音楽会企画等にも積極的に取り組んでいる。これまでに 久保田裕子、林美奈子、松崎 俊三、永井 進、田村宏 の各氏に 師事。現在 吉祥女子中・高等学校 非常勤講師。趣味はドイツ料理、お菓子作り。
鈴木 龍一 (スズキ リュウイチ)
12歳より義兄八十嶋龍三氏にチェロの手ほどきを受ける。氏渡独後、寺井つねひろ、菊地俊一、故清水勝雄の各氏に師事。
1984年東京芸術大学入学。故堀江泰氏、三木敬之の各氏に師事。卒業後、堀了介、毛利伯郎各氏の指導を受ける。
92年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に入団、現在籍。
「ワーグナーオーケストラル・オペラ」ニーベルングの指輪、パルジファル、トリスタンとイゾルデ等、年間約100回の公演に出演。
96年、97年、2011年「アフィニス夏の音楽祭」参加。99年、2000年「チューリヒ国際マスタークラス」ではエベルハルト・フィンケ氏に指導を受ける。
2007年大倉山記念館にてリサイタルを開催し、好評を博す。
室内楽奏者としても活躍の場は広く、アンサンブル・ミューゲのメンバーとして、毎年コンサートを行う。東京音楽大学付属高校非常勤講師も勤める。
第81回アカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞した、「おくりびと」のサウンドトラック収録に、日本を代表する12人のチェロ奏者と共に参加し話題になった。
佐野 朋子 (サノ トモコ)
東京音楽大学卒業、同大学大学院修士課程修了。
これまでにチェロを、八十嶋龍三、勝田聡一、三森未来子、松波恵子の各氏に、室内楽を、東彩子、セルゲイ・クラフチェンコ、浦川宜也、堀了介の各氏に師事する。
ポーランド インターナショナルマスターコースにて、ベルリン芸術大学教授、カタリン・イレア氏に師事する。
浦川宜也氏の率いる、東京クラシックプレイヤーズのメンバーとして東京、大阪、名古屋等各地での演奏会に出演。
NHKラジオ 「クラシックサロン」に弦楽四重奏、ピアノ四重奏のメンバーとして出演する。
第6回 レ・スプレンデル音楽コンクール 室内楽部門入選。第5回 日本アンサンブルコンクール入選。第9回 JILA音楽コンクール 室内楽部門第2位。
現在、ソロ、室内楽を中心に演奏会を開催する他、在京オーケストラ客演奏者として演奏活動を行っている。
上田 晴子 (ウエダ ハルコ)
12歳よりチェロを始める。田園調布雙葉中学校を卒業し吉祥女子高等学校を経て東京音楽大学チェロ科を卒業。
在学中に様々な学内演奏会に参加。 第4回1000人のチェロ広島に参加。
ソロを八十嶋 龍三・松波恵子 に師事。室内楽を堀 了介・東 彩子・苅田 雅治・藤原 浜雄・中村 静香に師事。
クラシック演奏のほかにも現代音楽作品演奏会、室内楽アンサンブル、オーケストラ等の演奏も行う。
増田 貴代子 (マスダ キヨコ)
北鎌倉女子学園音楽科卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科および同大学大学院修士課程ソロ科修了。
2000年パリ・シャトレイ座の研修生として渡仏し研鑽を積む。
同劇場にてケント・ナガノ指揮「ドクトルファウスト」天の声2役、ヤナーチェク「イエヌーファ」アンサンブル、ミディムジコウにてリサイタル、ジョワンビル・コルシカ島にて教会コンサートに出演。またショーモンにおいて、ヴィラロボスのブラジル風バッハをチェロ12台と演奏する。2003年帰国。
2007年日本演奏連盟主催でリサイタルを開く。現在、横浜英和PTAコーラスで合唱指導にあたっている。
鎌倉音楽コンクール声楽部門第一位ならびにベルトラメリ能子賞、鎌倉市教育委員会賞受賞、 第十回日仏音楽コンクール第二位、U.F.A.M.国際声楽コンクール上級部門上位入賞。
ピアノ・ソルフェージュを八十嶋洋子、声楽を児島百代、中村浩子、永井和子、イレーヌ・ジャルスキーに師事。