<太宰治(全編)青春の彷徨~愛と苦悩の日々~>
♪Chopipnの調べに乗せて・・・♪
「愛することは、いのちがけだよ。甘いと思わない。」(「雌について」昭和11年)
ゲスト:萩原 茂(日本近代文学研究者)
2021年11月7日(日)
高輪プリンスセスガルテン アンビアンテ (JR品川駅 徒歩7分)
会場での感染防止対策は適切に行いますが、皆様のご協力ご理解、どうかよろしくお願い申し上げます。
日時 : 2017年4月16日(日) 開場14:30 開演:15:00
料金 : 一般:4000円 学生:3000円
会場 : 高輪プリンセスガルテン「アンビエンテ」
(東京都港区高輪4-24-40 高輪プリンセスガルテン内)
後援 : 日本ブラームス協会
協力 : 銀座十字屋、(株)インターミューズ・トーキョウ
お問合せ : ヤマハ銀座店5階 ピアノ売場 03-3572-3132
ゲスト : 西原 稔 氏 (音楽学者)
助演 : 喜名玲子(ピアノ)、吉江美桜(ヴァイオリン)
私の不滅の恋人よ、運命が私たちの願いをかなえてくれるように・・・
こんなにも愛し合っている人からどうして離れていなければならないのでしょうか
ロマン派の大作曲家ロベルト・シューマンとピアノ奏者・作曲家であったクララは、夫唱婦随の音楽夫婦でした。子煩悩な夫と、愛すべき子供たち・音楽に囲まれてきた夫婦も、夫ロベルトの死によって、別れが訪れます。ドイツ屈指のピアノ奏者、そして当時としては珍しい女性作曲家として、クララは悲しみのどん底から動き出します。
クララを目指してきた八十嶋洋子は、そんなクララに倣い、亡き夫の遺志の継承と、新たに歩む音楽の道標として、室内楽のすばらしさ、女性ならではの繊細な視点、至近演奏の臨場感など、室内楽のもつ醍醐味をシリーズ全8回で展開してまいります。
クララの室内楽が、3回目にしてもはや恒例となったのは、たぶん運営姿勢に拠るところが大きい。ロマン派の巨匠シューマンが、ピアニストとして有能であった妻クララと過ごした年月と、本会の主宰である八十嶋洋子が亡夫と過ごした歳月を重ねわせ、家族と音楽を大切にしたクララの化身として、音楽を通じた愛の素晴らしさを問うシリーズが、この「クララの室内楽」だ。手作りのコンサートであり、真面目で実直なアプローチが客席にも伝わってくるのが特長で、一般の音楽史をなぞるのではなく、大作曲家の妻という視点や夫婦を取り巻く人間関係から、曲が出来た背景などが浮かび上がってくるのも、まるで大河ドラマか、ソープ・オペラを観るかのような展開で面白い。 (十字屋レポートより)
第6回 『旅するクララ、フランクフルトで過ごした人生最後の日々』
ゲスト: 野田一郎 氏(コントラバス)
助演 : 野田裕美子 氏(ヴィオラ)
日時 :
本公演 :2018年11月25日(日) 開場:14:30 開演:15:00
※チケットは完売しました。
追加公演:2018年11月25日(日) 開場:11:00 開演:11:15
※ご予約が必要となります。
※短縮版となります。
料金 : 一般:3000円 学生:2500円
会場 : ヤマハ銀座スタジオ(東京都中央区銀座7-9-14)
お申込: 03ー3572ー3132(ヤマハ)
<過去のイベント>
第5回 『ベートーヴェンともう一人の不滅の恋人・・・・テレーゼ』
クララ・シューマン編曲
Lv.ベートーヴェン
「ミルテの花」より”胡桃の木”
ピアノソナタ第14番 op27-2「月光」
ピアノソナタ第24番 po.78「テレーゼ」
「君を思う」による主題と六つの変奏曲 WoO.74(連弾)
「遥かなる恋人へ」op.98より
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第5番 op.24「春」
「エリーゼのために」WoO.59
《2017年5月14日(日)、佐賀浪漫座にて、萩原茂氏と、クララの室内楽 パリの晶子、愛の確認…そして音楽」再演の様子》
第4回 『パリの与謝野晶子、愛の確認・・・・・・そして音楽』
シベリア鉄道でパリへ向かう晶子をウラジオストックで見送ったのは、当時朝日新聞社特派員として駐在していた八十島金村(八十嶋洋子義祖父)でした。その時八十島が晶子から贈られた八首の歌には、日本に残してきた子供たちへの思い、そして間もなく会える鉄幹への恋心が溢れていました。
ゲスト : 萩原 茂 氏 (近代日本文学研究者、与謝野晶子サロン常任顧問)
日時 : 2016年10月2日(日) 開場14:30 開演:15:00
料金 : 一般:4000円 学生:3000円
会場 : ヤマハ銀座スタジオ(東京都中央区銀座7-9-14)
後援 : 日本ブラームス協会
協力 : (株)インターミューズ・トーキョウ
お問合せ : ヤマハ銀座店5階 ピアノ売場 03-3572-3132
演奏曲目
参加者の感想
畏友チェロのF氏のお誘いで毎年通っているこじんまりとしたサロンコンサートは演奏内容、お人柄、構成力、そしてゲストの方々が見事。そして今回は、また格別だった。今回のタイトルは、「パリの晶子、愛の確認・・・そして音楽」と与謝野晶子と鉄幹の足跡を訪ねるもので、老人の知識欲をますますかきたててくれた。そもそも主宰の八十嶋洋子氏の義祖父、八十嶋金村は朝日新聞社の特派員としてウラジオストックに滞在しており、与謝野晶子が夫の寛を訪ねるため7人の子供を東京において、ウラジオストックから陸路シベリア鉄道でパリを目指したときに晶子の世話をしたらしい。「その時八十嶋が晶子から送られた八首の歌には、日本に残してきた子供たちへの思い、そして間もなく会える鉄幹への恋心が溢れていました。」とちらしにある。その晶子の磁器質の歌の掛け軸、代位級の歴史的文学的資料を舞台の上手にしつらえ、近代文学研究科で与謝野晶子サロン常任顧問の萩原茂氏の解説と朗読と八十嶋洋子氏の構成力と見事な雰囲気のピアノ、お二人の対談で、それはそれは内容の濃いひと時であった。
明治から大正、昭和の激動の時代を背景に、晶子と寛の愛と倦怠、それぞれの別の愛(山川登美子、有島武郎)を含めご紹介下さり、ほんの少し前に見た吉永小百合主演の1988年の映画「華の乱」を思い浮かべつつ実に面白かった。お二人による「男女の機微」に関するご意見は会場の特に女性の賛同が得られたようだった。それに実際に文化学院の教壇に立っていた晶子に学んだという生徒へのインタビューに基づくお話は、実体験をしているごとくであったし、萩原氏の文学者としての「研究」という範疇と「ゴシップ」との違いの話は、我々理系の研究の心構え・・・データに基づかない考察はしない・・・と実によく一致していて納得であった。
第三回 『ブラームス..........、クララ•シューマンと歩んだ音楽の人生』
ゲスト:西原 稔 氏 (音楽学者)
漆原 啓子 氏 (ヴァイオリン)
ピアノ助演:熊谷幸祐 氏
日時 : 2016年3月27日(日) 開場:14:30 開演:15:00
料金 : 一般:4000円 学生:3000円 (1ドリンク付)
会場 : 十字屋ホール(中央区銀座3-5-4 十字屋ビル 9F)
共催 : 十字屋ホール(電話03-3561-5250)、スタジオ・フリーデル(電話03-5700-4055)
後援 : 日本ブラームス協会
協力 : (株)インターミューズ・トーキョウ
演奏曲目
第二回 『クララの結婚で湧き上がる愛の交歓~シューマン珠玉の歌曲集』
ゲスト/小川 哲生 氏(バリトン)
日時 : 2015年11月14日(土) 開場:14:30 開演:15:00
料金 : 一般:4000円 学生:3000円 (1ドリンク付)
会場 : 十字屋ホール(中央区銀座3-5-4 十字屋ビル 9F)
共催 : 十字屋ホール(電話03-3561-5250)、スタジオ・フリーデル(電話03-5700-4055)
後援 : 日本ブラームス協会、二期会
協力 : (株)インターミューズ・トーキョウ
演奏曲目
第一回 『シューマンとクララ、シューマン家の音楽会』
ゲスト/西原 稔 氏(音楽学者)
日時 : 2015年4月26日(日) 開場:14:30 開演:15:00
料金 : 一般:4000円 学生:3000円 (1ドリンク付)
会場 : 十字屋ホール(中央区銀座3-5-4 十字屋ビル 9F)
共催 : 十字屋ホール(電話03-3561-5250)、スタジオ・フリーデル(電話03-5700-4055)
後援 : 日本ブラームス協会
協力 : (株)インターミューズ・トーキョウ
上野明子(Vl)上野通明(Vc)田原綾子(Vla)
演奏曲目