私 は仏教徒の家庭で育ち、21歳で新興宗教に入信し、27歳になる年にクリスチャンになり、病気になり、入院生 活を余儀なくされました。
病院を退院してからはずっと教会の集会に行き、「ノンアルコールビールを飲んでいいか?」と聞いたら牧師先生に怒鳴られ、それに、集会に行ってい なかったので「行きなさい!!」と言われた事がありました。「日曜日が聖日」で自由がなく「押し付け」なような感じがして嫌気がさしていました。
転機は3年前(2010年)に日曜礼拝の時にちょうど趣味のアマチュア無線の集会があるのでその集会に参加してから、教会に行かなくなり、たまたまクルアーンを読みたくなり、「イスラーム圏料理とイス ラーム文化の会」や
「イスラーム相談室」のあるイ スラーム組織の相談電話で相談するとカウンセラー(女性)が 「赤ちゃんにも罪があるのはおかしいでしょう」と言 いました。
2冊の小冊子をもらい、私は今でも病院に通っているので「病気療養中」と自己紹介していました。
そして、代表の先生と東京のトルコレストランでランチを共にして私が「入信したい」と言ったら「主治医に相談しなさい」と言われました。それで、なぜ、「主治医に相談しなさい」と言うのかを相談電話に問いただしたら「外部の医師に相談して決めた事です。」と言われました。
新興宗教とクリスチャンは勧められて入信しましたが、イスラームは「自分の意志」で決めました。話を戻しますが、その事を主治医(女医)に話したら「そんなことは私が決める事ではないわ、自分で決めなさい。」と言われ、入信が許されました。その事を「相談電話」へ連絡して、その間は豚肉関連の物を口にしなくなり、イスラーム教のホームページで日本ムスリム協会の「聖クルアーン」を買って読み、サウジ アラビアの留学生とチャットで色々と相談し、メールで「入信一日前に沐浴しなさい。」と届きました。
そうしているうちに、イスラム教のHPで地元のモスクで入信式直前に「研修合宿」の案内があり、即座に連絡し、それで、モスクの門をくぐり、チャ イ(お茶)をいただき授業を受けて、入信式の会場に行き、「シャハーダ(信仰告白)」して、イマームから「ジャアファル」というムスリムネームを もらいました。
「礼拝用のじゅうたん類」 をいただき、病院の施設と障害者団体では礼拝が許されたのですが、出張販売で行った県庁で礼拝をしたら管財課の人に止められ、大変な思いをしました。又、主治医はラマダーン月のサウムは(薬を服用している理由で)「断食禁止」といわれ、クルアーンは読んでいます。毎月のモスクの「研修合宿」 が楽しみで、今は担当者が代わりましたが、サウジアラビアのカウンセラーとほぼ毎日30分色々と話し合っています。
障害者団体では食事の配慮はしてもらえますが、病院の施設では配慮してもらえないです。食材を選ぶ時も原材料の部分を注意深く見て買っています。薬を飲んでいる関係で「研修合宿」以外の外泊は母から許してもらえないです。体調を崩す恐れがあり、現に、あるモスクで薬を飲み忘れて苦しい思いをした事があるからです。
障害を持っていていますが、礼拝と ズィクルは欠かさず行い、カウンセラーとのチャットを終えたら床に就く生活を しています。
私のような障害者ですが、私の体験談とさせていただきます。
2012年8月4日投稿
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ジャアファルさんの信仰生活に、アッラーのご加護がありますように。