パーキンソン病 症候群

まず初めに、パーキンソン病は進行性の病気で時間の経過とともに悪化するものです。症状の進行を遅らせることは可能でしたが数年後には十分な日常生活ができなくなります。多少でも症状の緩和、進行を遅らせることができるなら治療をして欲しいという患者様はおられましたが、治る可能性のないパーキンソン病に時間とお金をかける意味はあるのかと思っており治療はお断りしていました。ですが、たまたま自律神経失調症状の治療を行っていたパーキンソン病と診断された患者様の中に症状が消失した例がみられました。ここでパーキンソン病について調べたところ治ったという記事がある事に気づきました。ここで思ったことは、本当のパーキンソン病でなくパーキンソン症候群ではないかという事です。患者様に診断の経緯を聞き確信しました。パーキンソン病の専門医の先生がパーキンソン病だと診断すれば患者様は信じるでしょう。しかしながら、十分な検査もせず症状だけで診断されたとのことでした。自律神経失調症はセロトニン、ドパミン、ノルアドレナリンと関連があります。パーキンソン病はドパミンとの関係が深いとされてます。パーキンソン病と診断された患者様の中にはパーキンソン症候群の患者様がいると思います。当院では、症例が少なくまだ仮説の段階ですが、自律神経失調症が進行するとパーキンソン症状が出現する可能性があります。また、長期の薬物使用によっても同様の症状が出現します。自律神経失調症の延長上にある疾患であれば治ります。ご自身の症状に疑問をもたれている患者様はご相談ください。

※補足ですが、私は治る可能性のない疾患は診ません。それだけの時間とお金を人生を豊かにするために使ってもらいたいからです。私は、一時の感情で変な希望は持たせません。冷たいかと思われますが、断るのも誠意だと思ってます。ただ、治る可能性のあるものに対しては残りの人生を豊かにするために時間とお金を使うべきだと思っています。


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