睡眠時無呼吸症
【睡眠時無呼吸症】
・当センターでは4床の睡眠専門病棟を有し睡眠検査を行っています。
睡眠学会専門医と睡眠学会認定検査技師が中心となって診療しています。
睡眠学会認定医療機関(B型、現在A型申請中)です。
ただし、不眠症の専門病院ではありません。
先に睡眠時無呼吸のことを知りたい場合 → 睡眠時無呼吸症候群のページへ
・睡眠検査の基本は、ポリソムノグラフィ(PSG)という検査方法です。
PSG検査は睡眠中に行うため、1泊の検査となります。
・広く行われている簡易睡眠検査では、本来の正しい判定は出来ません。
・費用はおおよそ17,000〜20,000円(3割負担)となっています。
・現在の治療に疑問をお持ちの方も相談にぜひいらしてください。
・睡眠認定医療機関は少ないので、深谷市だけでなく、熊谷市、本庄市、行田市、東松山市、伊勢崎市、太田市、寄居町、比企郡、児玉郡、秩父市、秩父郡などからも受診されております。
<睡眠検査の流れ>
1.まずは簡易睡眠検査かPSG検査かの相談をします。
心配せずに来院してください。
2.PSG検査の場合、一泊検査のスケジュールを相談します。
当院では、夜に入院し、朝に退院という方法をとっています。
夜は18時までに入院し、朝の5時以降はいつでも帰宅可能です。
3.1〜2週間後に結果が報告されます。
睡眠時無呼吸症候群だった場合は、一般的に
1時間あたりの無呼吸低呼吸が20回以上では、CPAP療法
1時間あたりの無呼吸低呼吸が20回未満では、マウスピース
になります。
CPAP療法は重症でも無呼吸を消失させることができます。
マウスピースは軽症では良好ですが、重症では効果は少ないです。
小児は耳鼻科で手術をしたり、歯科で矯正をしたりします。
4.CPAP療法になったら
機械の使い方、マスクの使い心地を確認しながら行います。
マスクの種類は何十種類もあります。
機械の風圧の設定も様々です。
使いやすくなるまで睡眠検査技師や看護師が設定や調整を行います。
5.マウスピースになったら
歯科で製作します。専門の歯科医へ紹介いたします。
歯科医リストがありますのでその中から一緒に選びます。
6.耳鼻科治療になったら
小児では、アデノイド切除や扁桃切除をすることが多いです。
入院になりますので、総合病院耳鼻科をご紹介いたします。
7.CPAP療法の通院の仕方や費用など
診察と機器代で、毎月5,000円弱(3割負担)の費用がかかります。
8.再PSG検査について
CPAP療法を開始したら、3〜6ヶ月後に再入院で確認します。
再検査入院は、3年に1回を目安に考えてください。