「コモンズ」文献

「コモンズ」をその（サブ）タイトルに含む論文や書籍。

※「ラーニング・コモンズ」あるいは、固有名詞としての「コモンズ」など意図的にリストアップしていないものがあります。

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——2010年代——

2014

• 三俣学 編著（2014）『エコロジーとコモンズ——環境ガバナンスと地域自立の思想——』晃洋書房 [2014年5月20日].

2013

• 間宮陽介、廣川祐司 編（2013）『コモンズと公共空間——都市と農漁村の再生にむけて』昭和堂 [2013年3月29日].

2012

• 高村学人（2012）『コモンズからの都市再生——地域共同管理と法の新たな役割——』ミネルヴァ書房 [2012年11月10日].
• 生方史数（2012）「コモンズ」東長靖、石坂晋哉 編『持続型生存基盤論 ハンドブック』[講座 生存基盤論６] 京都大学学術出版会 [2012年11月05日]、186-187頁.
• 細田衛士（2012）「コモンズ管理的視点からの資源循環制御」[環境の共同管理—新しいコモンズを求めて]『季刊・環境研究』168 [2012年11月]、61-69頁.
• 武内和彦、竹本和彦、只見康信、西麻衣子（2012）「SATOYAMAイニシアティブからみたニュー・コモンズ論」[環境の共同管理—新しいコモンズを求めて]『季刊・環境研究』168 [2012年11月]、5-12頁.
• 全米研究評議会 編／茂木愛一郎、三俣学、泉留維 監訳（2012）『コモンズのドラマ——持続可能な資源管理論の15年——』知泉書館 [2012年05月25日].
• 新保輝幸、松本充郎 編（2012）『変容するコモンズ——フィールドと理論のはざまから——』ナカニシヤ出版 [2012年04月23日].
• 友常勉（2012）「資料／部落史研究における身分・階級・物語・コモンズ」[近現代部落史研究の論点と課題]『部落解放研究』194 [2012年03月01日]、58-63頁.
• 友常勉（2012）「報告／部落史研究における身分・階級・物語・コモンズ」[近現代部落史研究の論点と課題]『部落解放研究』194 [2012年03月01日]、24-33頁.
• 井上孝夫（2012）「現代コモンズ論——海岸の事例から——」『千葉大学教育学部研究紀要』第60巻 [2012年03月]: 385-393頁. CURATOR

2011

• 泉留維、齋藤暖生、浅井美香、山下詠子（2011）『コモンズと地方自治——財産区の過去・現在・未来——』日本林業調査会 [2011年08月03日].
• 下村智典（2011）「コモンズの公共性とは何か——「構成的外部」の構想」『共生社会システム研究』5(1) [2011年07月]、 154-173頁.
• 廣川祐司（2011）「コモンズ論の系譜からみる市場親和的コモンズの新展開」『共生社会システム研究』5(1) [2011年07月]、 106-124頁.
• 高村学人（2011）「オストロム・コモンズ理論の応用による都市内地域共用資源の分析方法と法概念論」『新世代法政策学研究』第12号 [2011年07月]、347-372頁. HUSCAP
• 津高絵美、廣川祐司（2011）「コモンズ的都市空間への展望と課題——はり半跡地問題に関する一考察——」『社会システム研究』14 [2011年02月]、205-216頁.
• 野口祐子（2011）「コモンズに関わる法的課題」[科学技術コモンズ情報知識学の挑戦]『情報知識学会誌』21(1) [2011年]: 94-102頁. J-STAGE
• クレイネス, スティーブン（2011）「コモンズ構築と利用のための知識表現」[科学技術コモンズ情報知識学の挑戦]『情報知識学会誌』21(1) [2011年]: 87-93頁. J-STAGE
• 時実象一（2011）「科学技術コモンズとオープンアクセス」[科学技術コモンズ情報知識学の挑戦]『情報知識学会誌』21(1) [2011年]: 67-73頁. J-STAGE
• 長尾真（2011）「科学技術コモンズと情報知識学への期待」[科学技術コモンズ情報知識学の挑戦]『情報知識学会誌』21(1) [2011年]: 60-66頁. J-STAGE
• 岩田修一（2011）「科学技術コモンズの構築に向けて」[科学技術コモンズ情報知識学の挑戦]『情報知識学会誌』21(1) [2011年]: 58-59頁. J-STAGE
• 梶川裕矢（2011）「科学技術コモンズと情報知識学の挑戦」[科学技術コモンズ情報知識学の挑戦]『情報知識学会誌』21(1) [2011年]: 58-59頁. J-STAGE

2010

• 秋道智彌 （2010） 『コモンズの地球史——グローバル化時代の共有論に向けて——』岩波書店 [2010年11月19日].
• 永田治樹（2010）「図書館とインフォメーション・コモンズ——情報社会における共有資源——」『情報管理』53(7) [2010年10月]: 370-380頁. J-STAGE
• 佐藤康行（2010）「割地制度とコモンズ——新潟県西蒲原郡の事例——」『村落社会研究』第17巻 第1号 [2010年10月]、23-35頁.
• 嶋田大作、室田武（2010）「開放型コモンズと閉鎖型コモンズにみる重層的資源管理——ノルウェーの万人権と国有地・集落有地・農家共有地コモンズと事例に——」『財政と公共政策』第32巻 第2号 [2010年10月]、77-91頁. KURENAI
• 日本法社会学会 編（2010）『コモンズと法（法社会学 第73号）』有斐閣 [2010年09月30日].
• 小畑清剛（2009）『コモンズと環境訴訟の再定位—法的人間像からの探求—』法律文化社 [2009年07月20日].
• 梶川裕矢（2010）「シンポジウム「科学技術コモンズと情報知識学の挑戦」」[集会報告]『情報管理』53(5) [2010年8月]: 275-277頁. J-STAGE
• 三俣学、菅豊、井上真 編著（2010）『ローカル・コモンズの可能性——自治と環境の新たな関係——』ミネルヴァ書房 [2010年06月15日].
• 井上真（2010）「新たなコモンズ（協治）の創造—政策立案者への提案」[生物多様性の持続可能な利用～CBD・COP10 に向けて]『季刊・環境研究』157 [2010年06月]、99-107頁.
• 山田奨治 編（2010）『コモンズと文化——文化は誰のものか——』東京堂出版 [2010年03月28日].
• 新保輝幸（2010）「海のコモンズの現代的可能性」[コモンズの形成と環境問題]『高知論叢（社会科学）』第97号 [2010年 03月20日]、35-61頁
• 飯國芳明（2010）「コモンズ形成の原理と現代的課題」[コモンズの形成と環境問題]『高知論叢（社会科学）』第97号 [2010年 03月20日]、19-33頁
• 松本充郎（2010）「自然資源をめぐる秩序形成に関する序論的考察—いわゆるコモンズ論を契機として—」[コモンズの形成と環境問題]『高知論叢（社会科学）』第97号 [2010年 03月20日]、1-17頁
• 加藤潤三、野波寛（2010）「2種類の目標意図およびコモンズの連続性認知が地域住民の環境配慮行動に及ぼす影響 ：琵琶湖流域住民の地域環境保全の意思決定過程」『実験社会心理学研究』49(2) [2010年]: 194-204頁. J-STAGE

——2000年代——

2009

• 伊藤修一郎（2003）「コモンズのルールとしての景観条例——いつ、どこで、行政指導は機能するか——」『年報政治学』54 [2003年12月25日]: 229-244頁. J-STAGE
• 松岡伸樹（2009）「コモンズとポストモダン——親密圏・公共圏における〈主体〉——」『姫路法学』第50号 [2009年12月]、97-148頁.
• ミッドナイト・ノーツ・コレクティブとその友人たち 著／高祖岩三郎、木下ちがや、酒井隆史 訳（2009）『金融恐慌からコモンズへ——資本主義の現在的批判のために』以文社 [2009年11月30日]. Original (English) PDF
• 婁小波（2009）「漁業コモンズの機能と管理組織の役割——コモンズの機能メカニズムを考える——」[第8章] 浅野耕太 編『自然資本の保全と評価』[環境ガバナンス叢書5] ミネルヴァ書房 [2009年11月10日]、151-173頁.
• 田中耕司（2009）「森林と農地の境界をめぐる自然資源とコモンズ—現代の環境政策と地域住民」[第5章-1] 池谷和信 編著『地球環境史からの問い——ヒトと自然の共生とは何か』岩波書店 [2009年10月28日]、296-313頁.
• 室田武 編著（2009）『グローバル時代のローカル・コモンズ』[環境ガバナンス叢書3]ミネルヴァ書房 [2009年10月20日].
• 井上真（2009）「コモンズの再生」鳥越皓之、帯谷博明 編著「よくわかる環境社会学」[やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ] ミネルヴァ書房 [2009年04月20日]、52-53頁.
• 宮内泰介（2009）「コモンズという視点」鳥越皓之、帯谷博明 編著「よくわかる環境社会学」[やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ] ミネルヴァ書房 [2009年04月20日]、48-50頁.
• 高村学人（2009）「コモンズ研究のための法概念の再定位—社会諸科学との協働を志向して—」『社会科学研究（東京大学社会科学研究所紀要）』第60号 第5-6巻 [2009年03月23日]、81-116頁.
• 飯國芳明（2009）「コモンズとしての二次草地管理」『景観生態学』14(1) [2009年]: 33-39頁. J-STAGE

2008

• 井上真 編著（2008）『コモンズ論の挑戦——新たな資源管理を求めて——』新曜社 [2008年11月15日].
• 宇沢弘文（2008）「企業、コモンズ、社会的共通資本」戒能通厚、楜澤能生 編著『企業・市場・市民社会の基礎法学的考察』 [早稲田大学21世紀COE叢書 企業社会の変容と法創造（第１巻）]日本評論社 [2008年10月31日]、143-163頁.
• 嶋田大作（2008）「伝統的森林コモンズの現代的変容—京都市右京区山国地区塔の共有林管理を事例に—」『林業経済』第61巻 第5号（718）[2008年08月]、24-28頁.
• 片山博文（2008）『自由市場とコモンズ——環境財政論序説——』時潮社 [2008年05月10日].
• 三俣学、森元早苗、室田武 編（2008）『コモンズ研究のフロンティア——山野海川の共的世界——』東京大学出版会 [2008年03月14日].
• 林薫平（2008）「コモンズの利用権割当制度に関する考察−公平性の問題に着目して−」『農村計画学会誌』26(4) [2008年03月]、416-426頁. J-STAGE
• 奥田晴樹（2008）「土地問題研究の方法的省察——「コモンズ論」との関わりで——」『金沢大学教育学部紀要（人文科学・社会科学編）』第57号 [2008年02月29日]、71(四五)-88(六二)頁. KURA
• 鎗目雅（2008）「イノベーションへ向けたグローバル情報コモンズの構築：現状の課題と将来の可能性」『情報知識学会誌』18(3) [2008年]: 249-259頁. J-STAGE

2007

• 秋道智彌 編（2007）『資源とコモンズ』[資源人類学08] 弘文堂 [2007年12月15日].
• 秋道智彌（2007）「コモンズ論の地平と展開——複合モデルの提案——」内堀基光 編『資源と人間』[資源人類学01] 弘文堂 [2007年12月15日]、209-240頁.
• 糊澤能生（2007）「コモンズ論と法律学」[学術の今日と明日]『学術の動向』12(11) [2007年11月]: 80-83頁. J-STAGE
• 生方史数（2007）「コモンズにおける集合行為の2つの解釈とその相互補完性」『国際開発研究』第16巻 第1号 [2007年06月]、55-67頁.
• 高村学人（2007）「里山をコアに位置づけた住宅コミュニティづくり―コモンズ創出のための制度設計」[「サステイナブル・コミュニティ」を解剖する]『都市住宅学』第57号 [2007年04月30日]、37-41頁. J-STAGE
• 生貝直人、チェン, ドミニク、松本昴、野口祐子（2007）「クリエイティブ・コモンズの進化と変容：ビジネスモデルとWeb2.0を巡って」『情報管理』49(10) [2007年1月]: 576-585頁. J-STAGE

2006

• 日高健（2006）「沿岸域利用と漁業—コモンズの視点から—」[第8章] 倉田享 編著『日本の水産業を考える—復興への道—』成山堂書店 [2006年12月28日]、154-173頁.
• 池上甲一（2006）「漁村と農村の資源利用—コモンズの理解をめぐって—」[第4章] 倉田享 編著『日本の水産業を考える—復興への道—』成山堂書店 [2006年12月28日]、77-91頁.
• 高村学人（2006）「入会林野から里山コモンズへ」[シリーズ●若手研究者が読み解く○○法⑦法社会学]『法と民主主義』413号 [2006年11月]、64-69頁.
• 上柿崇英（2006）「コモンズ論と公共圏論の結合の試み——「環境の社会哲学」を目指して」唯物論研究協会編『ジェンダー概念がひらく視界——バックラッシュを超えて（唯物論研究年誌 第11号）』青木書店 [2006年10月23日]、330-357頁.
• 平竹耕三（2006）『コモンズと永続する地域社会』日本評論社 [2006年10月].
• クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局（2006）「クリエイティブ・コモンズの理念と実践：Web2.0における権利表現という文化について」『情報管理』49(7) [2006年10月]: 387-391頁. J-STAGE
• 井上真（2006）「コモンズの管理」環境経済・政策学会 編『環境経済・政策学の基礎知識』有斐閣 [2006年07月15日]、96-97頁.
• 間宮陽介（2006）「コモンズ論」環境経済・政策学会 編『環境経済・政策学の基礎知識』有斐閣 [2006年07月15日]、56-57頁.
• 鈴木龍也、富野暉一郎 編著（2006）『コモンズ論再考』晃洋書房 [2006年07月30日].
• 宮内泰介 編著（2006）『コモンズをささえるしくみ——レジティマシーの環境社会学——』新曜社 [2006年05月25日].
• 三俣学、嶋田大作、大野智彦（2006）「資源管理問題へのコモンズ論・ガバナンス論・社会関係資本論からの接近」『商大論集』（兵庫県立大学）第57巻 第3号 [2006年03月]、19-62頁.
• 田中康夫（2006）「コモンズから始まる信州ルネッサンス革命」[記念講演]『日本農村医学会雑誌』第54巻 第6号 [2006年3月]: 853-858頁. J-STAGE
• ジュールス・プレティ 著／吉田太郎 訳（2006）『百姓仕事で世界は変わる——持続可能な農業とコモンズ再生』築地書館 [2006年02月28日].

2005

• 菅豊（2005）「コモンズと正当性<レジティマシー>——「公益」の発見——」[環境をめぐる正当性／正統性の論理——時間・歴史・記憶——]『環境社会学研究』第11号 [2005年10月25日]、22-38頁. CiNii
• 藪谷あや子（2005）「コモンズ論と環境政策〜資源制御から共同体制御へ」『財政と公共政策』第27巻 第2号 [2005年10月]、112-135頁. KURENAI
• 森晶寿（2005）「コモンズの持続可能な利用・管理を可能にする制度・政策の方向性」[シンポジウム「コモンズの現代的意義と課題」]『財政と公共政策』第27巻 第2号 [2005年10月]、40-46頁. KURENAI
• 三俣学（2005）「日本のコモンズ「入会」の歴史と現在、その意義と課題—共有林野のフィールド調査にもとづいて—」[シンポジウム「コモンズの現代的意義と課題」]『財政と公共政策』第27巻 第2号 [2005年10月]、31-39頁.
• 秋道智彌（2005）「カミと生き物の間—コモンズを考える—」[シンポジウム「コモンズの現代的意義と課題」]『財政と公共政策』第27巻 第2号 [2005年10月]、27-30頁.
• 間宮陽介（2005）「コモンズの現代的意義と課題」[シンポジウム「コモンズの現代的意義と課題」]『財政と公共政策』第27巻 第2号 [2005年10月]、17-26頁.
• 尾形圭一、高田光雄（2005）「コモンズの視点から見た 「場所」 の持続的利用に関する研究—大阪市都心部上町台地周辺地域を対象として—」『都市住宅学』第51号 [2005年秋]: 77-82頁. J-STAGE
• 平松研（2005）「スローライフとコモンズ—新しい農村と農業の時代ヘ—」『農業土木学会誌』73(6) [2005年6月]: 510-512頁. J-STAGE
• クリエイティブ・コモンズ・ジャパン 編（2005）『クリエイティブ・コモンズ——デジタル時代の知的財産権』NTT出版 [2005年03月25日].
• 田中康夫（2005）「コモンズからはじまる田中県政改革」[記念講演]『日本農村医学会学術総会抄録集』[第54回日本農村医学会学術総会] [2005年]: 232-234頁. J-STAGE

2004

• 長谷部正（2004）「コモンズと入会の倫理的基礎—スチュワードシップの意義—」『農業経済研究報告』（東北大学）第36号 [2004年10月]、1-9頁. CiNii
• 秋道智彌 （2004） 『コモンズの人類学——文化・歴史・生態——』 人文書院 [2004年09月30日].
• 磯辺俊彦（2004）「コモンズという言葉で何が言いたいのか？」『農村研究』第99号[2004年9月]: 185-191頁. 東京農業大学農業経済学会
• 名和小太郎（2004）「コモンズの悲劇、反コモンズの悲劇」[情報と規範]『情報管理』47(4) [2004年7月]: 286-288頁. J-STAGE
• 篠原徹（2004）「エコ・コモンズと在地リスク回避」[第2章] 大塚柳太郎、篠原徹、松井健 編『生活世界からみる新たな人間-環境系』[島の生活世界と開発4] 東京大学出版会 [2004年05月21日]、39-60頁.
• 井上真 （2004） 『コモンズの思想を求めて——カリマンタンの森で考える——』 [新世界事情] 岩波書店 [2004年01月27日].
• 多辺田政弘（2004）「なぜ今「コモンズ」なのか」[補論] 室田武、三俣学『入会林野とコモンズ——持続可能な共有の森——』 日本評論社 [2004年01月10日]、215-226頁.
• 室田武、三俣学（2004）『入会林野とコモンズ——持続可能な共有の森——』 日本評論社 [2004年01月10日].
• 西崎一郎、上田良文、佐々木智彦（2004）「慈善くじによるグローバル・コモンズの保全のための資金調達と人工社会モデルを用いたシミュレーション分析」『システム制御情報学会論文集』17(7) [2004年]: 288-296頁. J-STAGE
• 上村圭介（2004）「クリエイティブ・コモンズによる「自由に共有できるコンテンツ」とオープン・アクセス」[第21回医学情報サービス研究大会]『薬学図書館』49(4) [2004年]: 246-251頁. J-STAGE

2003

• 土佐弘之（2003）「コモンズの悲劇とエコロジカル・アイデンティティ——熱帯雨林破壊／保護の政治経済学——」[第4章] 吉川元 編「国際関係論を超えて——トランスナショナル関係論の新次元——』山川出版 [2003年06月10日]、101-121頁.
• 前田正尚（2003）「企業の環境経営とコモンズの維持—その両立は可能か」[ニュー環境ビジネスモデルを考える]『環境研究』第131号、100-107頁.
• 東郷佳朗（2003）「コモンズをめぐる権利の動態——慣行水利権の現代的意義に寄せて——」『法社会学』第58号 [2003]: 235-247頁. J-STAGE

2002

• 家中茂（2002）「生成するコモンズ——環境社会学におけるコモンズ論の展開——」[第3章] 松井健 編『開発と環境の文化学——沖縄地域社会変動の諸契機——』榕樹書林 [2002年12月10日]、81-112頁.
• ローレンス・レッシグ 著／山形浩生 訳（2002）『コモンズ——ネット上の所有権強化は技術革新を殺す』翔泳社 [2002年11月28日].
• 市原あかね（2002）「エココモンズの現在と共同所有の未来」唯物論研究協会 編『所有をめぐる〈私〉と〈公共〉（唯物論研究年誌 第7号）』青木書店 [2002年10月20日]、101-124頁.
• 野波寛、池内裕美、加藤潤三（2002）「コモンズとしての河川に対する環境配慮行動の規定因：集団行動と個人行動における情動的意思決定と合理的意思決定」『関西学院大学社会学部紀要』第92号 [2002年10月]、63-75頁.
• 間宮陽介（2002）「コモンズと資源・環境問題」[第7章] 佐和隆光、植田和弘 編『環境の経済理論』[岩波講座 環境経済・政策学 第1巻] 岩波書店 [2002年09月18日]、181-208頁.
• 平竹耕三（2002）『コモンズとしての地域空間——共用の住まい方をめざして』コモンズ [2002年04月].
• 山下章夫（2002）「動学ゲームの一考察——コモンズ問題への応用——」『龍谷大学経営学論集』第41巻 第3・4号 [2002年03月]、45-57頁.

2001

• 三俣学（2001）「コモンズ論から見た財産区制度の環境保全的機能—滋賀県甲賀郡甲賀町大原財産区有林を事例として—」『林業経済研究』第47巻 第3号 [2001年12月15日]、41-48頁. CiNii
• 関良基（2001）「伐採フロンティア社会におけるコモンズの構築—フィリピンのCBFM事業をめぐる住民意識調査から—」『環境社会学研究』第7号 [2001年10月31日]、145-159頁. CiNii
• 森元早苗（2001）「森林管理としてのコモンズの理論と実態—山中湖村入会地を通じて—」『林業経済研究』第47巻 第2号 [2001年07月16日]、31-38頁. CiNii
• 宮内泰介（2001）「コモンズの社会学——自然環境の所有・利用・管理をめぐって」[第2章] 鳥越皓之 編『自然環境と環境文化』[講座環境社会学第3巻] 有斐閣 [2001年05月30日]、25-46頁.
• 山本秀一（2001b）「コモンズ・ゲームのシミュレーション解析（７）——強化学習エージェントによる制度生成のシミュレーション——」『経済理論』（和歌山大学経済学会）第301号 [2001年05月]、97-126頁.
• 井上真、宮内泰介 編著（2001）『コモンズの社会学——森・川・海の資源共同管理を考える——』[シリーズ環境社会学２] 新曜社 [2001年03月25日].
• 宮内泰介（2001）「担い[手]のシステムづくり——重層的コモンズ論からのアプローチ」[2000年度北日本林業経済研究会 報告]『林業経済』 第54巻 第3号（629） [2001年03月]、24-28頁.
• 山本秀一（2001a）「コモンズ・ゲームのシミュレーション解析（６）——強化学習エージェントによるシミュレーション——」『経済理論』（和歌山大学経済学会）第299号 [2001年01月]、33-61頁.

2000

• 平木隆之（2000）「資源の所有と管理—21世紀のコモンズ論—」[21世紀へのメッセージ]『環境情報科学』29巻4号 [2000年12月22日]、67頁.
• 平木隆之（2000）「北海道の大型リゾート開発とローカルコモンズの再生——トマム大型リゾートの事例を中心に」[20世紀の戦争と平和]『平和研究』第25号 [2000年11月]、67-75頁.
• 井上真、伊藤貴子（2000）「エコ・コモンズ論」『アジア・太平洋の環境・開発・文化 』1 [2000年09月30日]、18-22頁.
• 平木隆之（2000）「２．コモンズの所有と管理—トマム大型リゾート開発からみたグローバルコモンズとローカルコモンズ—」[北海道地区セミナー開催報告]『農村計画学会誌』19(1) [2000年06月]、70-71頁.
• 松岡俊二、渡里司、松本礼史、白川博章（2000）「持続性からみた日本の森林資源利用：持続的環境利用システムとしての市場・国家・コモンズの検討を中心に」『国際協力研究誌』第6巻 第1号 [2000年03月]: 1-22頁. 広島大学学術情報リポジトリ
• 平木隆之（2000）「コモンズ論に関する一考察—資源の所有・利用・管理—」『北海道東海大学紀要人文社会科学系』第13号、199-214頁.

——1990年代——

1999

• 根本昌彦（1999）「カナダ先住民と土地財産権—リルワットネーション居留地におけるコモンズの形成と衰退—」『環境社会学研究』第5号 [1999年11月20日]、121-135頁. CiNii
• 近藤隆二郎（1999）「コモンズとしての写し巡礼地」『環境社会学研究』第5号 [1999年11月20日]、104-120頁. CiNii
• 上田良文（1999）「コモンズ問題とグループアクション—進化ゲーム理論からのアプローチ—」『会計検査研究』第20号 [1999年09月]、51-64頁.
• 秋道智彌（1999）「漂着物とエコ・コモンズ—21世紀の海と日本人を考える—」[海洋]『学術の動向』4(8) [1999年8月]: 32-37頁. J-STAGE
• 秋道智彌 編（1999）『自然はだれのものか——「コモンズの悲劇」を超えて』[講座 人間と環境1] 昭和堂 [1999年01月30日].

1998

• 藪谷あや子（1998）「『コモンズの悲劇』再考〜コモンズ論の新展開」『財政学研究』第23号 [1998年10月]、42-60頁. KURENAI
• D・フィーニィ、F・バークス、B・J・マッケイ、J・M・アチェソン 著／田村典江 訳「「コモンズの悲劇」—その22年後」『エコソフィア』1 [1998年05月]: 76-87.
• 山本秀一（1998c）「コモンズ・ゲームのシミュレーション解析（５）——制度の自律的生成の可能性——」『経済理論』（和歌山大学経済学会）第283号 [1998年05月]、107-123頁.
• 鵜野公郎（1998）「グローバル・コモンズの展開」[今後の展望]『KEIO SFC REVIEW』第2号 [グローバル・コモンズ] [1998年04月01日]、137-144頁.
• 加藤秀樹（1998）「「グローバル・コモンズ」時代の政府の役割」[新しい経済社会システムを求めて]『KEIO SFC REVIEW』第2号 [グローバル・コモンズ] [1998年04月01日]、109-113頁.
• 森本敏（1998）「軍事とグローバル・コモンズ」[テクノロジーやパラダイムの変容とグローバル・コモンズ]『KEIO SFC REVIEW』第2号 [グローバル・コモンズ] [1998年04月01日]、100-107頁.
• 村井純（1998）「グローバル・コモンズと情報化」[テクノロジーやパラダイムの変容とグローバル・コモンズ]『KEIO SFC REVIEW』第2号 [グローバル・コモンズ] [1998年04月01日]、88-93頁.
• 塩田進（1998）「エネルギーの技術開発とグローバル・コモンズ」[テクノロジーやパラダイムの変容とグローバル・コモンズ]『KEIO SFC REVIEW』第2号 [グローバル・コモンズ] [1998年04月01日]、75-81頁.
• 金安岩男（1998）「都市社会の変容とグローバル・コモンズ」[社会の変化とグローバル・コモンズ]『KEIO SFC REVIEW』第2号 [グローバル・コモンズ] [1998年04月01日]、62-67頁.
• 山本純一（1998）「伝統社会、価値観、ライフスタイルの変容とグルーバル・コモンズ——メキシコ・グアダラハラの場合——」[社会の変化とグローバル・コモンズ]『KEIO SFC REVIEW』第2号 [グローバル・コモンズ] [1998年04月01日]、56-61頁.
• 山本秀一（1998b）「コモンズ・ゲームのシミュレーション解析（４）——制度としてのコモンズへ——」『経済理論』（和歌山大学経済学会）第282号 [1998年03月]、115-132頁.
• 山本秀一（1998a）「コモンズ・ゲームのシミュレーション解析（３）——学習機能を持った適応オートマトンによる自律的協調の可能性——」『経済理論』（和歌山大学経済学会）第281号 [1998年01月]、161-176頁
• 除本理史（1998）「自然資源の経済分析と「コモンズ論の新展開」」『一橋研究』第22巻 第4号 [1998年01月]、115-128頁.
• 武井昭（1998）「「コモンズの経済」と江渡狄嶺の国体観」『NOVITAS（高崎経済大学）』第7号、79-100頁.

1997

• 三井昭二（1997）「森林からみるコモンズと流域—その歴史と現代的意義—」[コモンズとしての森・川・海]『環境社会学研究』第3号 [1997年09月20日]、33-46頁. CiNii
• 井上真（1997）「コモンズとしての熱帯林—カリマンタンでの実証調査をもとにして—」[コモンズとしての森・川・海]『環境社会学研究』第3号 [1997年09月20日]、15-32頁. CiNii
• 鳥越皓之（1997）「コモンズの利用権を享受する者」[コモンズとしての森・川・海]『環境社会学研究』第3号 [1997年09月20日]、5-13頁. CiNii
• 山本秀一（1997b）「コモンズ・ゲームのシミュレーション解析（２）——単純な適応戦略の進化ゲーム的シミュレーション——」『経済理論』（和歌山大学経済学会）第279号 [1997年09月]、115-133頁.
• 山本秀一（1997a）「コモンズ・ゲームのシミュレーション解析（１）」『経済理論』（和歌山大学経済学会）第278号 [1997年07月]、137-155頁.

1996

• 藪谷あや子（1996）「現代コモンズ論の射程——開発と保全をめぐる社会的意思決定の制御理論として——」『調査と研究（経済論叢別冊）』（京都大学）第11号 [1996年10月]、33-68頁. KURENAI
• 井上孝夫（1996）「池田寛二「環境社会学の所有論的パースペクティブ—「グローバル・コモンズの悲劇」を超えて—」の疑問点」『環境社会学研究』第2号 [1996年09月20日]、172-175頁. CiNii
• 吉沢四郎（1996）「コモンズの環境社会学」[巻頭言]『環境社会学研究』第2号 [1996年09月20日]、3頁. CiNii
• 森反章夫（1996）「コモンズの社会的合理性をめぐって」[都市住宅学の争点]『都市住宅学』第13号 [1996年春]: 24-27頁. J-STAGE

1995

• 宇沢弘文（1995）「コモンズの理論——静学的および動学的外部性——」[第8章] 宇沢弘文、國則守生 編『制度資本の経済学』東京大学出版会 [1995年10月13日]、183-229頁.
• 池田寛二（1995）「環境社会学の所有論的パースペクティブ—「グローバル・コモンズの悲劇」を超えて—」[環境社会学のパースペクティブ]『環境社会学研究』第1号 [1995年09月01日]、21-37頁. CiNii
• 平松紘（1995）『イギリス環境法の基礎研究——コモンズの史的変容とオープンスペースの展開——』敬文堂 [1995年05月05日].
• 中村尚司、鶴見良行 編著（1995）『コモンズの海——交流の道、共有の力——』学陽書房 [1995年04月10日].

1994

• 宇沢弘文、茂木愛一郎 編（1994）『社会的共通資本——コモンズと都市——』東京大学出版会 [1994年05月15日].

1992

• 寺尾忠能（1992）「低開発と環境資源破壊——「コモンズの悲劇」再考」[出発点としての地球サミット]『アジ研ニュース』No. 136 [1992年09月]、8-12頁.

1990

• 多辺田政弘（1990）『コモンズの経済学』学陽書房 [1990年04月10日].

——1980年代——

1989

• 高瀬浄（1989）「環境と共生のシステム——地域経済とコモンズ——」『産業研究（高崎経済大学附属産業研究所紀要）』第25巻 第1号 [1989年10月31日]、2-19頁.
• 多辺田政弘（1989）「環境と人間の共存システムに関する経済学的考察——〈コモンズ〉の経済学に向けて——」『国民生活研究』第28巻 第4号、15-34頁.

1985

• 玉野井芳郎（1985]）「コモンズとしての海——沖縄における入浜権の根拠——」『南島文化研究所所報』第27号 [1985年12月25日].
• 長野敬（1985）「コモンズの悲劇」『理想』第621号 [1985年02月]、2-5頁.

1980

• 永安幸正（1980）「コモンズの原理と贈与システム——非市場システムへの模索——」『早稲田社会科学研究』第20号 [1980年02月]、25-52頁.

——1970年代——

1974

• 中村尚司（1974）「「コモンズの悲劇」と非市場的協約——新しいパラダイムを求めて——」『アジア経済』第15巻 第7号、51-64頁.