人工内耳リハビリ日記:マッピング開始

  • 人工内耳の手術を受けた病院で音入れ後の人工内耳を調整する作業、マッピングがはじまった。

  • 人工内耳をプログラムにつないで、音が聞こえてきたら、聞こえ始め、小さい、中くらい、大きい、大きすぎるで示すように言われたのだが。聴力検査と同じで非常に難しい。

  • なぜ難しいか。なにしろ両耳とも「シーン」という高めの耳鳴り、左は「ホワンホワン」とかいう変な耳鳴りが聞こえている状態である。くわえて、検査でいろいろな音を聞いているといつまでもその音が残っているような感じで、どれがほんとうの検査音でどれがうその検査音なのかよくわからなくなってくる。音出ていないのに「小さい」とかまた答えてしまい、言語聴覚士の先生から注意される。

  • 新しく調整された音を聞いてみたら、うわんうわん響いてかえってよくわからない感じに。カラオケ屋のエコー効きすぎのマイクで怒鳴ってるみたいな感じでうるさくて聞いていられない。

  • 結局、「うまく音がつくれなかったので」と病院に来る前と全く変わらない状態に戻されて終わってしまった。所要時間30分ほど。会計したらマッピングが「内耳機能検査」という名目で400点、再診料含めて1420円かかった。真面目に答えたのになんにも変わってないのでやや割高感がのこった・・・

  • 次回は2週間後。いろいろ試したいのに試せずに終わったともいえるが、なれてきた音のままでまた2週間過ごせるととれるか。


  • ・・・そして2週後。調整2回め。このところの聞こえ方、聞こえにくかったシーンなどをA41枚程度まとめたものを読んでもらう。

  • 人工内耳の調整は、音が聞こえてきたら反応する(Tレベル:閾値)、音が少しずつ大きくなっていって大きすぎると思ったら反応する(Cレベル:最大快適閾値)をもとにおこなう。またも音がなっていない時に反応してしまったため、だいたいで調整しました、とのこと。

  • 調整してもらったのをつけてみるが、あまり音がかわっていないような気がする。調整するソフトウェア上では前バージョンと数字がかなり違うそうなのだが数字が違うことは何の違いなのか、なぜ違うのかがあまり説明がなくてなんだかよくわからないまま終わる。もっと質問しておけよかった。

  • いくつかの聞こえ方を試してくらべたいと伝えたら、基本のマップが出来てからと言われて却下。調整が「だいたい」で決められた感じで全体的にもやもやした感じで終わる。また2週間後。