14.Kinect

14.1 必要環境

Kinectを使用するには、以下が必要です。

    • Kinect本体 (Kinect for XBox、Kinect for Windowsどちらでも可)

    • Microsoft Kinect for Windows SDK (http://www.microsoft.com/en-us/kinectforwindows/)

Kinect本体をPCに接続し、ドライバ(SDK)をインストールし、サンプルが動く状態にしておいてください。

なお、OpenNIでも暫定的に対応しておりますが、新しいOpenNIでは動作確認できておりません。

Microsoft Kinect for Windowsを使用してください。

14.2 Kinect を有効にする

まず、Kinectでキャプチャしたモーションを適用させたいモデルを、事前に1体読み込んでおきます。その後、Kinectタブの「Kinect」ボタンを押すと、Kinectが有効化されます。Kinectにてボーンが認識されると、スクリーン右上に認識された人型が表示されます。自分のモーションがモデルに反映されることを確認してください。

この状態で、Kinectによるモーションキャプチャが可能となります。

有効化した後、もう一度ボタンを押すと、Kinectは無効化されます。

14.3 オプション機能

左右反転

キャプチャしたモーションが、左右反転されます。つまり、ユーザーと画面が鏡の関係になります。ロストボーン初期化

キャプチャ中にボーンがロストした場合に、ボーンモーションをゼロにします。プレイヤー表示

Kinect有効時に、スクリーン右上に人型を表示します。

14.4 モーションをキャプチャする

モーションキャプチャを開始するには、「キャプチャ」ボタンを押します。

カウントダウンが表示され、カウントがゼロになると実際のキャプチャが開始されます。

モーションキャプチャに関するオプションは以下の通りです。

トラッキング開始時にキャプチャ開始

Kinectにてボーンが認識されたら、カウントダウンが開始されます。

キャプチャ開始時に再生

キャプチャが開始されると同時に、モーションや曲が再生されます。

キャプチャを終了するには、もう一度「キャプチャ」ボタンを押します。

14.5 モーションの調整

キャプチャが終了すると、モーション調整ダイアログが開きます。

このモーション調整ダイアログにて、モーションのプレビュー、平滑化やオフセットが可能です。

モーションは、このダイアログが表示されている状態で通常のスクリーンにて確認が可能です。

スクリーン操作にて視点の変更や表示フレームを操作します。

モーションを見ながら、平滑化やオフセットをかけることができます。