13.物理演算

13.1 物理演算設定

物理演算に関する設定は、物理演算タブの「物理演算設定」から行います。なお、重力加速度、重力方向はカメラ設定中の全体プロパティ内でキーフレームとして設定することができます。 乱数シード値

物理演算の挙動に使用される乱数のシード値です。

この値を変えると、物理演算の挙動が変わります。

13.2 物理ボーン表示

物理演算タブの「物理ボーン表示」ボタンにて、ボーン追従の剛体に関連付けられたボーンについて、編集時にボーンマーカーを表示/非表示を切り替えることができます。 デフォルトは非表示です。

13.3 剛体位置初期化

物理演算タブの「剛体位置初期化」ボタンにて、編集中のモデルに対して、剛体の位置を初期位置に戻すことができます。

13.4 床

物理演算タブの「床」ボタンにて、Y=0の床を有効/無効にすることができます。

なお、床は非衝突グループ16です。

13.5 剛体表示

物理演算タブの「剛体表示」ボタンにて、剛体の表示/非表示を切り替えることができます。剛体の挙動を見たいときに表示してください。なお、剛体は形状としては簡略表示されています。

球体やカプセルの形状は、曲面ではなく直線で描画されていますが、物理演算は正しい形状で行われます。

緑色の剛体がボーン追従、白色の剛体が物理演算です。

黒い線で描画されているのはジョイントです。弧になっているのはジョイントの回転範囲です。

13.6 物理演算モード

物理演算の動作には、下記3つのモードがあります。

必要に応じて切り替えてください。

編集時、再生時、AVI出力時ともに物理演算を行います。

編集時は物理演算を行いません。

再生時、AVI出力時に物理演算を行います。

編集時、再生時、AVI出力時ともに物理演算を行いません。

13.7 物理焼きこみ

この機能を使うと、物理演算の結果をキーフレームとして焼きこむことができます。「物理焼き込み開始」ボタンを押すと、モーションが再生され、キーフレームが登録されていきます。キーフレームはフレーム毎に登録されます。

この機能により、物理演算結果の固定化、物理演算結果の手修正、スローモーション表現などが可能になります。