02.ファイル操作

2.1 プロジェクトを開く、保存する

プロジェクトを開いたり保存したりするには、左上アイコンをクリックして表示されるメニューから該当項目を選択します。

また、現在のプロジェクトを破棄して新規プロジェクトを作成するには「新規プロジェクト」を選択します。

読み込み可能なプロジェクトファイルはMMM専用の.mpj のみです。

2.2 モデルやアクセサリを読み込む

モデルやアクセサリを読み込む場合は「ファイル」タブ、もしくはコマンドバーから該当メニューを選択します。

なお、読み込み可能なモデル形式はPMD、PMXの2種類、アクセサリは Xファイルのみです。

読み込まれたモデルは、モデルモードの操作パネルで選択することができます。

2.3 モーションやポーズを読み込む

モーションやポーズを読み込む場合は「ファイル」タブ、もしくはコマンドバーから該当メニューを選択します。

ただし、モデルにモーションやポーズを適用したい場合は"モデルモード"に、カメラモーションを読み込みたい場合は"カメラモード"にしてから読み込んでください。

またモデルの場合、モーションやポーズは、現在選択されているモデルに適用されます。

なお、モーションやポーズは、現フレーム位置を始点として読み込まれます。

例えば、タイムラインで100フレームにマーカーがある場合、100フレームからモーションが開始されます。

開始位置に注意してください。

2.4 エフェクトを読み込む

エフェクトを読み込む場合は「ファイル」タブ、もしくはコマンドバーから該当メニューを選択します。

読み込み可能なエフェクトは、MMEの.fx ファイル、MMM独自エフェクトの .fxm です。

読み込まれたエフェクトは、エフェクトモードの操作パネルで選択・プロパティ操作することができます。

2.5 オーディオを読み込む

オーディオを読み込む場合は「ファイル」タブ、もしくはコマンドバーから該当メニューを選択します。

読み込まれたオーディオは、オーディオトラックに表示されます。

読み込み可能なオーディオは、.wav と .mp3 です。

オーディオは、現フレーム位置を始点として読み込まれます。開始位置に注意してください。

マウスドラッグや、オーディオを右クリックして「開始位置を指定」から開始位置をフレームで指定し位置を修正することも可能です。

なお、オーディオトラックが足りなくなった場合は自動でトラックが追加されます。

2.6 モデル、アクセサリ、エフェクト、オーディオを削除する

読み込んだモデルやアクセサリ、エフェクト、オーディオを削除するには、削除したいものを選択した状態で「ファイル」タブの削除、

もしくはコマンドバーのコマンドを選択します。Deleteキーでも、削除することができます。

なお、モデル、アクセサリ、エフェクトは一度削除するとアンドゥで元に戻すことができません。

削除には十分気をつけてください。

2.7 モーションを保存する

作成したモデルやカメラのモーションを保存するには「ファイル」タブのモーション保存を選択します。

なお、モデルモーションを保存したい場合は、モデルモードでそのモデルを選択した状態である必要があります。

カメラモーションを保存したい場合は、カメラモードにしておかなければなりません。

保存可能なモーション形式は、独自形式のMVD および VMD の2種類です。

モーション保存を選択すると、ダイアログが開きます。

■ モデルモーションの場合

出力ファイル名、ファイルの種類(MVD/VMD)、キーフレーム範囲、出力対象ボーンを指定します。

「保存」ボタンを押すとモーションファイルが保存されます。

なお、対象ボーンはタイムラインで選択しているボーンが初期値として選択されていますが、このダイアログで変更できます。

■ カメラモーションの場合

出力ファイル名、ファイルの種類(MVD/VMD)、キーフレーム範囲を指定します。

「保存」ボタンを押すとモーションファイルが保存されます。

2.8 ポーズを保存する

作成したモデルのポーズを保存するには「ファイル」タブのポーズ保存を選択します。

なお、モデルモードでそのモデルを選択した状態し、保存したいフレーム位置にマーカーを置いておく必要があります。

保存可能なモーション形式は、VPD です。

なお、モーフも保存できますが、MikuMikuDanceではモーフは読み込まれません。

モーション保存を選択すると、ダイアログが開きます。

出力ファイル名、出力対象ボーンを指定します。

「保存」ボタンを押すとモーションファイルが保存されます。

なお、対象ボーンはタイムラインで選択しているボーンが初期値として選択されていますが、このダイアログで変更できます。

2.9 VSQファイルからリップシンクを生成する

VSQ、およびVSQXファイルからリップシンクを自動生成することができます。

「ファイル」タブから「リップシンクをVSQから生成」を選択し、リップシンクを生成したいVSQ/VSQXファイルを選択します。