07.カメラとライト
7.1 通常カメラ操作
モデル/アクセサリ/カメラ/エフェクトモードに関わらず、以下のカメラ操作は共通の操作となります。
カメラ回転
スクリーン上でドラッグをすることにより、注視点を中心にカメラを回すことができます。
カメラ移動
スクリーン右上の十字矢印をドラッグ、もしくはマウス中ドラッグでカメラを移動させることができます。
ズームイン・ズームアウト
スクリーン右上の虫眼鏡をドラッグ、もしくはマウスホイールによりカメラのズームイン・アウトをすることができます。
7.2 カメラモードのカメラ回転
カメラモードでは、共通操作に加え、スクリーン上のカメラ操作コントロールによる操作が可能です。
注視点ではなく、カメラを中心に回転させることもできます。
また、ボーン操作と同じように、グローバル/ローカルを切り替えることができます。
7.3 カメラとライトの選択
カメラモーションをキーフレームに登録してカメラをつける場合は、カメラモードにしてカメラやライトを選択する必要があります。
カメラの選択
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カメラを選択するには、カメラモードにしてタイムラインからカメラを選択するか、もしくはカメラタブを選択してください。
ライトの選択
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ライトを選択するには、カメラモードにしてタイムラインか照明を選択してください。
なお、ライトタブを選択しても選択できますが、その場合照明1が選択されます。
ライトは固定で3つ用意されていますが、デフォルトでは1つのみ有効になっています。
2つ目、3つ目のライトを使用する場合は、照明2、照明3を選択して、プロパティの「有効」にチェックを入れます。
7.4 カメラプロパティ
カメラのキーフレームに登録できる値(プロパティ)は、以下の通りです。
カメラプロパティは、カメラモードのカメラタブから設定可能です。
7.5 ライトプロパティ
ライトのキーフレームに登録できる値(プロパティ)は、以下の通りです。
ライトプロパティは、カメラモードのライトタブから設定可能です。
有効
照明色(RGB)
照明位置
チェックを入れると、カメラを有効化します。
ライトの色です。Rが赤、Gが緑、Bが青成分です。
ライトの位置です。
7.6 全体プロパティ
ここでは、セルフシャドウおよび物理関連の設定ができます。
セルフシャドウ関連のパラメータでキーフレームに登録できる値(プロパティ)は、以下の通りです。
セルフシャドウプロパティは、セルフシャドウモードのライトタブから設定可能です。
距離倍率
影の濃さ
セルフシャドウで深度を計算する元となる位置の距離倍率です。
この距離が大きいほど、広い範囲に対してセルフシャドウをつけることができます。ただし影は粗くなってしまいます。
距離が小さいほど、影は細かくなっていきますが、範囲が狭くなります。
セルフシャドウの影の濃さです。
物理演算の重力をキーフレームに登録することができます。
登録可能な項目は下記の通りです。
重力加速度
XYZ
重力加速度の大きさです。
デフォルトは9.8です。
重力の方向です。
7.7 視点変更
視点(カメラ位置・向き)は、マウス右ドラッグ等で回転できますが、その他に下記ボタンでも変更することができます。
スクリーン上で右ダブルクリックすることにより、そのクリック位置が注視点になるように視点を変更することもできます。
7.8 視点追従
視点をモデルやボーン、カメラモーションに合わせて動かすことができます。
モデル追従
ボーン追従
カメラ追従
編集中のモデルを注視点として、カメラ視点が追従します。
選択中のボーンを注視点として、カメラ視点が追従します。
モデル・アクセサリモード時でも、カメラモーション視点になります。