浪人生活を振り返って感じたこと
私は浪人しました。年齢的には2度しました。
結果としてそこそこの私立大学に合格しました。
しかし、浪人しても志望校には受からない、学力が伸びるのは2割もいない、現状維持かそれ以下がほとんどと言われています。
実際「○○大コース」と掲げられたコースに在籍している浪人のうち、3割ほどしか○○大には合格しない現実があります。
ではなぜそうなったのか、考察してみましょう。
①勉強しない
浪人生はそんなに勉強しません。
現役時より勉強しない人も多くいます。というのも一日中受験勉強ができるからです。
それに大手予備校SKYの周りにはたくさんの誘惑があります。ゲーセン、パチンコ、スロット、風俗、ビデオ試写室・・・
これに負ける人が多々います。毎日ゲーセンに通う浪人生は特によく見かけます。
恋愛してめんどくさいことになる人もいますね。
長時間である必要はありませんが、集中してやらなければならないことを明確にすることが大切です。
わからないことがわかることが合格への一歩です。
②現役時の学習方法に問題があるのにもかかわらず問題を修正しない
現役時はかなり勉強したのに志望校に落ちた。こういう方はたくさんいます。
仮にその人が浪人時に同じ学習方法で学習したら成績は伸びるでしょうか。
一概にYESとはいえませんが、大抵の場合はそうです。
浪人を期に学習法を見なおしてみましょう。
③参考書、問題集をやり過ぎる
浪人生にありがちなパターン。
いろいろな参考書や問題集を買いすぎて、問題を解くことが作業と化するのです。
いろいろな問題を解くことは有利なこともたくさんありますが、
ある程度は絞ったほうがいいのかも知れません。
④昼夜逆転
これも典型パターン。
「夜のほうが静かだから集中できる」こういう人はたくさんいます。
しかし睡眠時間が勉強において大切だということ、試験は朝に行われることを忘れてはいけません。
極力早寝早起きを心がけましょう。私は12時に寝て6時に起きてました。
⑤○○コースの認定が甘い
これは予備校側に問題があるのですが・・・
難関大と呼ばれる大学名が冠のコースは認定が必要です。
しかしこの認定はとても緩いのです。
最難関大である東京大学コースでさえ、偏差値50ほどの人がたくさんいました。
最後に
結局は浪人が成功するかしないかは自己管理能力です。
勉強さえしっかりすれば大学受験はある程度の結果は現れます。
しかしその努力の結果はすぐには出ません。
私は4月から毎日8~10時間勉強してましたが、偏差値として結果が出たのは夏の終わりでした。
検討を祈ります。