200305

五月三十一日(土)

バルサンをたいた。

その前に、家中の布団を一箇所に集め隔離し、食器類、精密機械類にタオル等を被せる。色々なものが白いタオルにくるまれ気分はパナウェイブ(と言う名前だったけ。)。布団の移動が極めて大変だった。

次に天井裏に三人で登る。三人とは僕と住人のσさん、そしてたまたまσさんを訪れてやってきたσさんの友人。

天井裏にバルサンを三つ仕掛ける。ここで一つ問題が生じる。バルサンというのは仕掛けたらすぐに逃げなければならないが、足場が悪いのでそうはできません。しかし、そこは根性で解決。

作戦開始の合図と共に、全員でいっせいにバルサンを発動。全員が退避したと同時に、天井裏の真中の部屋にバルサンを一つ投げ込んで、天井裏から降りる。

げんなり。シャワーを浴びて。しばらく一階でくつろぐ。その間に家を出る準備をする。

そして、作戦第二段が始まった。合図と共に二階の部屋から順番にバルサンを発動させて行く。部屋の中で煙が立つ光景は実にアンリアリスティック。

少々退避に手間取ったが、全員が玄関まで逃げたのを確認して玄関のバルサンを発動し、家を出る。

天井裏に四つ、二階の部屋に二つ、一階に三つ、合計九個のバルサンをつかいました。今日は生まれてから今までで一番多細胞生物を虐殺した日になりました。

実家に帰る。

五月三十日(金)

昼ご飯はkmさんと食べる。

環境保護センターという不思議な所に行き、本を借りる。その他いろいろと図書館を巡り、借りたり返したりする。

京大飴を買った。折っても折っても京大という文字が現れる単なる金太郎飴だ。

HPに載せる為に写真をスキャナーでとっていく。どんどんやっていくうちに慣れてきて一枚10分程度でHP用に加工できるようになった。一番時間がかかるのは載せるかどうかの判定と掲載許可をとることである。

連絡がつかない人の写真はいつあがることになるやら。

五月二十九日(木)

何をしたっけ?

たしか、院試ゼミでこのまえの補遺を発表することになった。トランスの特性についての話し、参考にした本は「なっとくする電気回路」。なっとくした。

fくんの院試ゼミでの発表でキューリー氏が実際に行った実験に関して次のような問題があった。「キューリーは断面積…mm2の金属線をコイル状に巻き、1500Wの出力をもつヒータを作った。金属線は何cm必要か。常識的な金属の抵抗率を用いて答えよ。」

これは抵抗率を知らなければ答えれない問題と思いきや、次のような解答が可能なのですね。

「コイル状に巻くのだから10cmでは短すぎ1mでは長すぎるだろう。だからまず答えを50cmと書く。次にこれをもとにして抵抗率を計算する。最後に『抵抗率はこの程度だから長さは50cm程度になる。という文章を付け足す。』」

実際の抵抗率を代入すると本当に答えが50cm程度になるので驚きです。

五月二十八日(水)

今日の物性二の授業は途中まで分らなかったが、ある瞬間に突然分った。そんな日もあるということで。

あとは図書館に本を帰したり、お金を下ろしたりと雑用に明け暮れる。総人では六月までの貸し出し停止を命じられた。

自主ゼミの皆でカンフォーラかレに食事に行った。…。

返って 来たら住人の辰さんに客がきていた。元よしかわ研の人も!辰さんのパソコンを見せてもらった。ハードディクを増設しすぎで0.7テラバイトの容量があるよ うです。ハードディスクがケースに入りきらないので蓋は開いた状態で使っていて、そこにディスクが木の実のようにぶら下がってます。その様相は圧巻です。 中には何が入っているかと聞くと、NHKスペシャルの録画がたまっているそうです。他にもパソコンが五台ほど部屋にありました。

五月二十七日(火)

五時就寝。10時起床。ということで情報処理論はお休みしました。情報処理の演習を学校ですること意義を見出せないので。つらかったのは、実験ゼミの方、聞いていると眠気に耐えるのが必死。「結局どんな検出器をどのように使って何がわかるのですか?」と言う質問が出た。

そして、次の繰り込みゼミは発表。なんか、本の式を写すだけのゼミになってしまいました。もっと聞きやすい発表の仕方を模索します。

mulderクンたちとルネで食事をする。某ひろさんとすれ違ったような気がしたが勘違いだったようだ。

猫穴の周りに猫よけをまいた。効果はなかったようだ。

屋根裏で猫に遭遇すると非常に怖いので、武器を買った。条件としては、1.効果があること。2.傷つけないこと。3.自分に被害が及ばないこと。

この条件を満たすものとして、思いついたのは、埃飛ばしスプレー、下向きに噴射すると冷却スプレーにもなります。自分にかけてみると少し痛い感じ。重宝しそうです。

五月二十六日(月)

今日も徹夜か…。住人はまだ三人も起きているが。

ネコノミの被害が凄まじい。体中をチェックしたら35箇所噛まれていた。噛み痕は半年は治らないそうだ。

猫からノミやダニを介して感染する病気を調べたら非常にブルーになった。

ちょっとでも屋根裏に上がとき着ている服は全てノミに汚染されていると考えた方がいいということが分った。

徹底的に掃除はしている。さらにはかなり不健康だが殺虫剤も定期的に散布している。それでも上からやってくるのは防ぎようがない。

今日のかわいせんせいゼミでディラック場のラグランジアンがsingularであることを教わった。よく考えよ、φとφ†が独立変数なのに、互いが他方の共役運動量であるとはこれいかに?という話し。ゼミの半分以上はその場で問いを与えられてそれに対してアドリブで答えねばならない厳しいゼミだ。

記5/27 4:00

mulder君とその友達達とハイライトで食事を食べる。「圏だ集合だ」と論議する集団は他の人たちにとって異様に移ったでしょう。

五月二十五日(日)

猫穴をふさぐ為に、天井裏に登る。床一面に広がる糞。謎の皮。吐き気をもよおさせるまでの不潔さ!

暗闇の中、いつ猫に遭遇するか分らない恐怖心の余り、応援を呼ぶ。応援のおかげで穴は発見されダンボールで仮ふさぎをした。しかし、強い精神的外傷を受けてしまった。

降りるとすぐにシャワーを浴び、マスク、軍手、靴下を処分したのち、寝込んだ。

夜中に再び天井裏から猫の足音が。ひょっとしたら閉じ込めてしまったか。そう思い、いやいやながら天井裏を覗いて見ると、ふさぎは見事に破れていた。

これはもはや二つの種族間の闘いと言うべきであろう。人間の土地を猫の手から取り戻す為の闘いである。

五月二十四日(土)

今日は、ギタマンの高校生が休日練習をしていて、かつそれにOB、OGがたくさんくるらしく、さらにちー様(∈OG)も来ると言うので、はるばる日本の首都京都から、大阪まで電車で行きました。

高校ではたまたま、文化祭の用意の為、体育館で照明音響の準備がなされてました。というわけでクラブは放っておいて、そちらを邪魔しに手伝いに行きました。具体的にはお菓子を持っていくだけです。すると、珍しいメンバーがいました。ASO先生、T子さん、マダム、いいくん等々です。

わかちゃんと、パパラさんが話し合っていました。題は「手っ取り早くノーベル賞を取る方法」についてです。長時間の話し合いの結果、「宇宙人を発見する。手段としては毎日呼びかける。」というところで話が落ち着いたようです。

五時ごろクラブに戻る。OB会の作業を少し真に手伝う。

がんばって京都に帰る。今日は滅多に会えない人にたくさん会えて有意義な一日であった。

五月二十三日(金)

朝、 猫が天井裏であばれている音を大地震と勘違いして、布団から三秒で机の下にすばやくもぐって血中アドレナリン量が瞬間的にピークに達した所で気が付 く。(阪神大震災のころに身についた能力なのだが、寝ていても地震が起これば、ぱっと目が覚めて、最短時間で机の下にもぐることができる。)

今日もやられたか。

素粒子物理学に出てみる。おぉ。去年よりちゃんとしている。止まることがないという点で。しかし…、なんと言うか。話の区切り目が分らない。

kmさんと昼食を地学教室前の中庭で食べる。人生とは常に思いがけない方向へと進んでいくということを教えてもらった。

昼は、ハイゼンベルク表示とハミルトンヤコービーの関係について、リウピルオペレーターなどを使って考えるが、よくわからなかった。

今日はカレーパーティーというので、住人とKちゃんがカレーを粉から三時間半かけて作っていた。

カレーパーティーが始まる。いろんな人が来る。ポルトガル人の人もきて知りあいになった。名をLくんという。

Sくんが、誰かの名前を間違えたので、ドラゴンさんがL君にこういった。

「ねえ、Lくん。ポルトガルでは、名前を間違えた人は銃殺刑だよね。」

「あ、うん。」とルイス君。

「Lくん。この人には余りむやみに返事しない方がいいよ。」と他の人。

五月二十二日(木)

電気回路の問題をラグランジアンを使って解こうとしたが失敗する。

統一論の授業はゲルマン則の話し。今日も三十分ほど延長した。

その後は、ただ院試ゼミの準備をする。でも自分のパートの準備をするだけで手一杯だった。

夜ビッシーとその友人とで食事に行く。大学内に新しく出来た喫茶店カンフォーラ。安かった。ちゃんとしたディナーを食べて、デザートにアイス、ワインつきで800円は極めて安かった。

ビッ シーの友人とは初対面。文学部哲学家の人。というわけで会話にニーチェやカミュが出てくる。最初に僕は「最近は何をしてますか?」と聞いたら。「最近は実 存している」と返って来た。「ああ、僕も実存しているよ」と返すと、「ほんとに実存してたら大変だよ」と返って来た。実存ってなんだろう。

五月二一日(水)

物 性物理学2:途中で分らなくなったので、何んでもいいから質問して解説を聞こうと思ったら、黒板の中でいちばん簡単なところだった。授業後おおいに質問す る。質問したからと言って分るわけではない。長時間話をして「どう分ったかな?」と聞かれたので「いえ、全然分りません。」と答えた。「じゃあ、また来週 質問してください。」とこの場は御開きになる。

図書館でハミルトンヤコビを考え、分らなくなって寝る。ハミルトンヤコビはハイゼンベルグ描像ににている。1.状態発展のハミルトニアンを0にするように変形する。2.状態発展を座標に押し付ける。という点で。

では、何故、ハイゼンベルグ描像で引き戻しているのは、ハミルトニアンなのに、ハミルトンヤコビでは作用関数なのだろうか?

グラ ショウの講演を聞きに行く。すごい人。昨日はただのおじさんだと思ったが、こんな場に立てば賢そうな人に見えるのは不思議である。講演の内容は、どこにで も書いてそうな内容で、あまり面白くなかった。英語の勉強にはなったかも。結婚記念日記念観光旅行のついでにするような講演なのでそんなものでしょう。

講演後、かわい先生の超ひも論の漫画にサインを求めている人がいた。なんと恐ろしいことを!グラショウが日本語を読めてたらどうなってたことか!

夜、明 日の院試ゼミのための、勉強をする。単位長さ辺りのCとLが与えられたときの導波管での信号伝達速度を求める問題を解く。等価回路を書いて解析するのが普 通だが、そのやり方は余り好きではないので、「単位長さ辺りのエネルギーを求める。→ラグランジアンを書く→オイラーラグランジュ方程式から波動方程式を 導く。」とやりたかったのだが、上手くラグランジアンが作れなかった。

五月二十日(火)

グラショウ(1979年ノーベル物理学賞受賞「中性カレントの存在の予言,電磁相互作用と弱い相互作用の統一理論への寄与」によりサラム,ワインバーグと共同受賞。 )夫婦及びにしかわ教授夫婦らと嵐山を観光。

メンバー:グラショウ夫婦、にしかわ教授夫婦、にしかわ研の院生、僕。

京都駅にお迎えに行く。荷物もちが僕の正統な仕事。70代のおじいさんなので、フラフラかと思いきや。今回のメンバーの中で一番元気な人でした。

そのままタクシーに乗って、嵐山の旅館へ。渡月橋のすぐそばの旅館。高そう。荷物を置いておしゃべりして、そのまま観光にスタート。天竜寺の庭園を眺める。美しい。

「理論素粒子物理学者になりたいのです。」というと、即座に「超ひもはやめとけ。(Not super stiring!)」てきた。さらに「私の研究室にきたら、君を超ひもから守ってあげる。これは保証する。」と言っていただいた。そして、にしかわ先生に「京大の理論家は超ひもに感染(infected)しているか?」と尋ねた。感染者が多いので僕もうつるかもしれません。

グラショウの嫁さんはとてもおしゃべりさんでした。比にして約10:1。だいたい奥さんが喋ってました。

あまりためにはならなかったけど、面白い経験になりました。

五月十九日(月)

か わい先生とのゼミは激しい。今日したことは、正準量子化。電磁場を量子化するとき、スカラー部の運動量が0になって大変なことになります。それはなぜかか わい先生に聞くと、それはゲージ不変性のために、時間発展が一意的に定まらないからです。ということで、ゲージを固定するためにファインマンゲージを手で 入れます。すると、ラグランジアンは、三種類の粒子のクラインゴルドン-一種類の粒子のクラインゴルドンてな形になります。この-が曲者です。ここでかわ い先生は、H=-1/2(mω2+p2

/m)という普通の調和振動子×-1の運動を解かせました。当然負のエネルギーが出ますが、それを回避する為に、生成演算子を作用させて消える状態を真空と再定義します。すると状態は正エネルギ-になります。ところがこれは負ノルムが出てくる空間になってしまうのです。

では何故そんな真空を考えたのでしょうか?かわい先生が言うにはそれは、「電磁場の真空をローレンツ不変にするため」です。ということで負ノルムは避けれないものなのです。

ところが現実世界に負ノルムはありません。これはなぜかというと、はじめ正ノルムの空間で起こった出来事は、時間発展しても正ノルム空間におさまるということが示せるそうです。

五月十八日(日)

英語の勉強を真剣にはじめた。自分の道は自分でしか切り開けないと思った。

a 同居人のペットのハムスターが死んだ。一週間前まで元気があったのに、あまりにあっけない死に方だった。生きていたものが死んでいる。

いつか自分もああなるのだ。友人達も。

五月十七日(土)

実家での一日。塾では新入りの畷学園高校生を教えた。こんな人を家庭教師の生徒として欲しいと思った。

たかさんと、二人で大富豪をした。大富豪は通常、相手のもち札がわからないがある程度予測可能な「不完全情報ゲーム」だが、こうすれば将棋やオセロと同じ「完全情報ゲーム」となる。ゲームの中心点は「いついかに革命するか?」となり、なかなか面白い。

五月十六日(金)

昼にkmさんと食事。この前元気がなかったが、今日は快復しているようで安心した。

グラショウ対策として、グラショウの自伝をかりて読む。いろいろ分った。1.若いときはプレイボーイだった。2.ワインバーグとは仲が悪い。3.弦理論が大っ嫌い。

というわけでワインバーグの話と弦理論の話はしないでおこう。

夜に実家に戻る。僕の部屋の本棚がますます整理されていた。作者別分野別に別れている!

五月十五日(木)

初めて統一理論の授業が延長したが、待ち合わせのためにはや引きしてしまう。

葵祭り ににしのさんと行った。ロッテリアで食事をする。雨が降っていたが、傘は持ってなかったので入れてもらおうとしたら、「先輩、傘買ってください。買わない なら私がお金出します。狭いから。」と言われる。しかし売っている所が見当たらないので入れてもらうと、今度は「私が傘持ちます。私のほうが背高いですか ら。」と言われてしまった。

後輩の私に対する態度は一般に次のように非可逆的に変化する。

1.年上だという理由だけで敬意を払う。

2.対等になる。

3.立場が逆転し、僕が説教されたり保護されたりする立場になる。

彼女は三段階目に達したようだ。

雨だったので葵祭りは中止だった。

それを知ったのは下鴨神社前。一応神社に参内する。仕方がないので植物園に行き、温室を見る。熱帯温室ではカメラが雲って使えなくなることが分った。

四時に植物園を出た。

帰って院試ゼミに参加。

問題に関して。

Fが反対称テンソルεが完全反対称テンソルのとき、

εijklεabcdFijFklFabFcd=εijklεabcdFiaFjbFkcFld

となるのはなぜという疑問がわいてきた。

(ただし定数倍の違いは無視)

「ジョジョの奇妙な冒険」終了記念として、こんなサイトが出来ていた。ジョジョ六部までのダイジェスト動画があります。通信は重いけど、色調音響共に絶妙の仕上がりで、映画の予告編のようなスピード感ある動画に仕上がってます。ファンおよび元ファンは必見。

五月十四日(水)

今日はゼミの発表。ぐっすり眠ってしまって、朝起きたときには体力気力完全快復…だったが結局それは表層的なもので朝の授業は眠たかった。昼はずっとゼミの準備。今日はやっていることの中身が見えない。ひたすら式変形、といった感じ。

発表に入るときも「では今日は式変形だけです」といってはじめました。

五月十三日(火)

レポートは朝五時に終了。そのまま八時まで寝る。

八時に起床。すぐに学校へ。学校では眠くて全然授業は頭に入らなかった。所詮いくら睡眠時間を減らしてもやれることは一定のようだ。

後で先生に話を聞くと、締め切りは厳密じゃないそうだ。ちっ。

眠い!授業も実験ゼミも自主ゼミも省電力モードで過ごしてしまった。省電力モードと言うのはあれです。パソコンとかでしばらく動かさないと、モニターの電源が勝手に落ちて、ちょっとマウスを動かしたりすると、ぱっとついたりするモードのことです。

グラ ショウが来たりて笛を吹く。ノーベル物理学賞を昔とったグラショウというおじさんが京都に来るそうです。にしかわ先生の話によると、結婚記念日のための旅 行のようです。で京大でも講演があります。来週の水曜の四時半から六号館301、対象学部1.2回生以上。興味のある方はどうぞ。

で、にしかわ先生は京都に着いたグラショウの付き添いをするそうなので、「じゃあ、僕も連れて行って」と言ったら「かばん持ちでもしてもらおうかな?」とOKがでました。ということでグラショウに会うことになりました。それは来週の火曜日です。

自主ゼミの後、m川嬢が購買のレジで働いてたので、夕食に誘ったらOKがでた。

というわけで夕食はルネで食べた。腕相撲をしたら引き分けた。

五月十二日(月)

朝から眠い。

理論ゼ ミ。かわいせんせいは本当に的確で鋭いつっこみをする。「そこのラグランジアンの質量項の符号が逆だったらどうなりますか?」「ラグランジアンのそこの部 分を定数倍したらどうなりますか?」「どうして変分取るときφとφ†は別々に変分とっていいのですか?」 等々。それから生徒が適当に言ってしまったこと は一言も聞き逃さない。ほんとすごい人なんだと思う。

次の発表は「正準量子化からファインマンダイアグラムを書くところまで」こんなのが一日で終わるとは思えないのだが大丈夫なのだろうか?

購買に行くとM川嬢が働いていた。駄菓子を買ったら「ありがとうございます。」って言われた。なんかうれしい。

現在二十三時

今週の予定:

火曜日 情報処理論レポート提出

水曜日 自主ゼミ発表

思ったより、昨日の疲労が続いている+情報処理論が手間を食う。徹夜をすればできるが、それをしたところで、水曜日の発表が待っている。困った。

水曜ゼミの方々に業務連絡:今週の水曜日は家に来ないで下さい。寝るので。

現在二十六時。レポートが終わらない。困った徹夜になってしまった。でも、この緊張感がたまらなく好きだ。今から風呂に入ります。

五月十一日(日)

限界だ。寝るね。@26:30

金土日はB1レポートをするだけに終わってしまった。だらだらやっててもらちがあかないので今日中にめどをつけようとしたのだ。で、めどがついたので寝た。

五月十日(土)

夢で空を飛びすぎ精神的疲労を負う。

Texに画像取り込むのが全然上手くいかなくて、半日潰れちまったぜ。

みなみさんに椅子を貰ったのはいいが、バスに椅子を抱えて乗るのは目線が厳しかった。でもそんなことでへこたれちゃだめだ。

疲れて寝た。

レポートを続ける。

近所の古本屋を三件回った。

買った本:スウィフト「ガリヴァ-旅行記」古本\400

アシモフ&シルヴァーバーグ「アンドリューNDR114」古本¥200

帰ってご飯食べて。寝る。今日は鍋だった。

五月九日(金)

週末中にB1レポート終わらすぞ、と意気込んで週末に入る。いきなりストレスがたまってきたのでネットで本を買う。僕が本を買うのは幾つかの理由による。

1.必要だから。

2.どうしても欲しいから。

3.ストレスがたまったから。

買った本:kaku michio"Quantum field theory"\10800

まだ書い たりないので、「エンドオブデイズ」を求めて京都中心部に出る。自転車でいったのだがいろいろと面白い店があって寄り道が楽しい。特定の方向の遠くの音を 大きくして聞ける集音機が売っていた、非常に大きく目立つので普通の人が思い浮かぶような悪い使い方には適さないであろう。で丸善に到着。各階のレジ前に 檸檬がおいてあった。「エンドオブデイズ」はここでは見つからなかった。しかし、

フレデリックブラウン「未来世界から来た男」\560

があるので買う。

美術本のコーナーに立ち寄る。有名なだけあって品揃えが素晴らしい。

お次はジュンク堂へ。ここでもない。残念。

五月八日(木)

雨が降っているのでバスで行く。以外に遅く10分遅刻してしまう。統一論の今日の講義は表現論。カルタン標準形とか。

靴下のストックが切れたので、雪駄で行った。寒かった。

12:30に生協の譲りますコーナで応募していた古本を貰いに付属図書館前に。数学の本を注文したので「本のリストから見て、数論のかたですか?」と聞かれたので「いえ物理です。」といったら、数理物理の人だと勘違いされた。

院試ゼミの予習をする。ゼミが始まる。いろいろと細かく間違えていた。大丈夫だろうか?

帰ってから家の片付けを続ける。ようやく完全に片付いた。本棚も部屋の雰囲気に溶け込んだようだ。

5月七日(水)

夢で何かを警告されたので起きると、その瞬間、雷が落ちる。光で目覚めたのだろうか?外は風邪が荒れ狂い、物干し竿上のハンガーが踊り狂っている。

物性の授業を受けた後、小説「エンドオブデイズ」を図書館で読みふける。

時間は 遠未来、舞台は三箇所、1「ビン」.人類の大部分が移住した、バーチャルワールド。飢えも貧困も(自殺以外の)死もない世界、稼動から100年は経ち、 バーチャルワールドで生まれた人も生活している。永遠の生に退屈している人も退屈していない人もいる。2.地球 .ビンに反対するカルト宗教が支配してい る。崩壊の危機にある。 3. 「ビン(試作品 一人用)」「ビン」が起動する前に作られた。一人の人間が100年間取り残されたままになっている。その 人はその中の世界を自由に変更することができ、AIに囲まれ生活をしているが、一人ぼっちで極めて退屈な生活をしている。

という、結構ある話し。でも面白い。

本棚が届くので寮に戻る。一時間待ってやっと来た。

もう一度学校に行く。ゼミが始まる。一日二往復は非常にきつい。ゼミの対象物はは良くある話だが頂点関数との対応が良く分らなかった。

帰るまでに本屋が五つあるので、立ち寄って「エンドオブデイズ」の下巻を買おうとするがどこにも売っていなかった。どこにあるのだろうか?

帰ってから本棚に本を詰める。一時期部屋は大混乱に陥る。なんと、持ってきた本が全部入った!ダンボールなどを片付けると非常に部屋が広くなった。嬉しい。

ドラクエはゴミ箱に捨てました。

5月六日(火)

朝は眠たかったのでぎりぎりまで寝る。そして食事はウィダーインゼリー。

情報処理論に出る。家でやったほうがはるかに効率は高いだろう。

量子力学特論4に出る。とても退屈。出るべきか出ないべきか?授業中、フーリエ変換で掛け算が畳み込みになる理由を考える。これは一般のユニタリ変換ではどうなのだろう?直感的説明はないのだろうか?結論は出ない。

昼は雑用で過ぎる。ネットで銀行のある場所を確かめ、お金をおろしに行き、自転車を修理する。重い荷物を持って歩くのはつらい。おいていくべきだった。

図書館に戻り、nくんの質問を受けると、突発的に睡魔が襲って来た。そのまま机に臥す。

おきて自転車を取りに行き、自主ゼミに行く。今日は第二量子化のみであった。

家に帰ると八時、十時までドラクエをする。三章トルネコをクリアした。…封印しよう。

ルール1!平日はしない。

ルール2!一日一時間以上しない。

5月五日(月)

塾の先輩、七年来の友人のたかちゃん先輩と京都を巡る。

コース:京都市立美術館→岡崎公園で食事→丸山公園→何必美術館→鴨川→三条。

市立美術館では所蔵品店をやっていた。菊池契月の美人画は静かに美しい。

岡崎公 園で食事をば食う。売ってたクレープを食う。今日は本当にいい天気。公園で腰掛けて食べる。子供が2mほどの傾斜を登ろうとがんばっている。やつらは靴を 脱いで登りやがった。おもしろそうなので、わたしも子供が去った後登ってみた。ちょっと苦労したが靴のままも登れた。

今日のたか先輩はなぜかおじゃまるのような公家言葉を使ってた。なんでだろ。

丸山公園に向けて足を進める。途中で知恩寺による。暑いので少しすすんでは休憩といったかんじで進んだ。丸山公園に到着。どくどくしい色のカキ氷が売っていたので、その色に誘惑されて買ってしまった。ブルーハワイという味で。

四条通りに入る。一度行きたかった美術館、何必館に入った。今日は魯山人の特集だった。強い存在感を感じさせるいい作品だ。たまたま屋上の扉が開いてあったので行ってみたが、単なるビルの屋上だった。

今日は子供の日だそうなのでちまきを買い食べた。帰るために鴨川を通って三条まで歩いた。ここでたかちゃん先輩とはお別れ。

帰ってから、A先輩にドラクエ4を貰った。しまった!はまってしまった。六時から九時までする。九時から十時半まで料理をする。なんきんといわしの煮付け。とろろそば。冷奴。

その後、二時までドラクエをする。二章までクリアできた。

5月四日(日)

午前、中学の友人ババラくんと野崎参りに行く。

中学の知り合いが商店街の一員として働いていた。23歳になるということはそういうことだ。

昼は喫茶店で一人で一時間ねばり。時間つぶし。ゲージ場の量子論をよむ。LからHを作って、量子化してハイゼンベルク方程式を立てるとそれは、Lから直接オイラーラグランジアン方程式で導いたものと同じになるのはなぜなんでしょう?

午後、高校の四つ下の後輩たにさんと野崎参りに行く。スーパーボールすくいをするが一つもとれなかった。残念。もっとも三つ貰ったが。昔これをマンションの上から落として遊んでいたが、今から考えれば極めて危険な行為だった。けが人が出なくてよかった。

喫茶店でアイスティーをおごり、家まで送る。

夜寮に帰る。変える途中で電車の中でジョルダン標準形の定理の直感的理解を得ようと延々考え、つく頃にようやくそれを得る。感動した。

5月三日(土)

夢:スピノ-ルになる夢。そろそろここから出ようと思い。夢を覚ますことに成功した。

後輩の演奏会に行く。ディズニーの曲のファンタジ何とかはメロディーがきれいだった。うちの代は三人来ていた。その後、去年と一緒でたーなさんの家に皆で遊びに行く。

メン バーはうちの代三人とその四つ下の代とあと現役生。去年と同じく菓子を食ったりピアノを弾いて歌ったりして遊ぶ。たーな弟に遭遇した。かなりのハンサムガ イであった。トイレに行ったらトイレ前で風呂上りの裸の弟に遭遇してしまった。ぼくが女性でなくて、あるいは弟が妹でなくてよかった…。

某後輩(女性)の発言、「○○さんに彼氏が出来たらどうしましょう。絶対周りにいる男の人は声かけるんです。決まっています。私が男ならそうしてますもん。」

実家に帰った。僕の置いていった漫画を父が毎日読んでいるそうだ。おかげで僕の本棚は買ってないほど整理されていた。しかし、置いていった漫画で本棚が全部埋まっているのだが、一体運んだ本はもとはどこに存在していたのだろうか?

5月二日(金)

夢:狂女が義理のなんとかで家族になった。なかよくしようと思ったが噛まれた。

宅急便を待って朝。

その後、近所の図書館に行く。ニーチェの「悦ばしき知識」とフィリッポリッピの画集をかりる。

5月一日(木)

素粒子の授業を受ける。ルート図が分ってきた。その後、発表する為に勉強して、院試ゼミで発表する。

その後、ちゅきさんと、食事をしに行く。

私「知り合って七年やねえ。」

ちゅきさん「そうやねえ、長いね。じゃあ今日で縁切ろうか?」

私「…」

ちゅきさんには食事とビールをおごってもらいました。

三条まで歩いて送り帰る。まだ外は寒い。