自分史という言葉を知っているからこのサイトを開いたといういう人が殆どであろう。でも自分史って一体どんなものなのだろうか?歴史が浅いから定義はないというのが本当のところだ。ウェブサイトを調べて見ると以下の様なページが出てきた。
自分史を つくろう
Googleで検索すればまだまだ出てくると思う。自分が気に入ったものを参考にしても良いし、このサイトだけを参考にしても良いと思う。それでは、一体なぜ自分史を作るのだろうか? 自分のためと思っている人も多いだろう。確かに、自分の来し方を振り返り、思い出に耽るという事もあるであろうが、記録として残すという事が眼目ではないだろうか? 私はそう思う。
じゃあ、誰が無名氏の記録を読むのかというと、自分の子供たちではないだろうか? 子供のいない人は作っても意味がないのかと言えば、残念ながらそうとも言える。妻が読むと言っても、年齢が近いのが殆どで、読む期間も短いだろうし、女性は、むしろ、一緒に過ごした時間を大事にしたいだろうから。
それでは子供は興味を示すかというと、必ずしもそうではないだろう。特に若いうちには。
そんな、分かりもしない期待を抱いても仕方ないと思いながらも、自分史が作りたくなる。
実は、私は数年前に少し資料集めをした事がある。たとえば、昔の写真、履歴書、住民票、戸籍などだ。これから、書くのはその時に構想した事が基本になっている。
私自身は11月にフリーになった。いよいよ本格的に作成するつもりなのだが、作家の年譜風にするつもりである。具体的な取り組みは、これから同時進行で説明したい。
参考にするのは、主に講談社文芸文庫「たまらん坂」に載っている黒井千次の年譜である(別にこの略歴でなくても良いのであるが、本棚の目に付くところにあったので、参考にした)。(2012年12月 記)
5年半前に、上記のように思って書き始めたのであるが、すぐに年譜風に書くことが難しいと感じた。だから、ここ数年は、記録・記憶を頼りに項目別に作っている(詳細は別の項で)(2018年7月 記)