どんな内容にするか

 6年前には以下のように考えていたが、その後紆余曲折があった。ようやく終点が見え始めてきたので、現状を報告したい。結論から言うと、現時点でできているものはHTML(Webサイト形式)で書いた資料集に近いものである(数年後に完成したならば、文章編を始めるつもりである)。残すはフロッピーディスクやハードディスクなどのデジタルメディアに残っているデータ(主に会社で作成した資料)と地図、写真(自宅、学校、会社など)である。それでは、トップページから表示・説明していきたい。(2020年12月30日記述)

現在私が作成している自分史の内容は年譜、年譜補足、エピソード、資料、写真、ルーツからなる。それぞれの内容は以下の通り。

  年譜:暦年での出来事

  年譜補足:年譜では書くことの出来ない推測事項など

  エピソード:年譜及び年譜補足では書く程の内容ではない事項

  資料:年譜、年譜補足、エピソードで参照した資料

  写真:年譜、年譜補足、エピソードに関わる写真

  ルーツ:父母のルーツに関係する事項、資料など

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 当初は、上記の内容を時系列に沿って、それぞれの事項を完璧にしようと書き始めた。

 つまり、生年月日の場合なら、母から聞かされていた本当の生年月日や、市役所への届出の遅れと戸籍謄本の記述内容との関係等々。また、生まれた後はすぐに父の住むところに戻り一緒に住み始めたので、その住居の写真の添付など。しかし、そのように書いていくと、なかなか先へ進まない。つまり、なかなか年次が上がって行かないのだ。これでは、もし仮に急に死亡したり、病気になって作成できなくなったならば、例えば高校生時代までしかできあがっていずに、全く不十分な内容になってしまうだろう。

 そこで、作成方法を以下の方法に変更する事にした。

まず一覧形式の年表を作成する。その分類は個人の歴史(生年・学歴、社歴・経歴、住居・単身履歴)、家族との歴史(父母・親族の死亡、結婚、長女誕生)、個人的活動(旅行、海外出張、学協会・各種会員、資格取得)などが考えられる。一覧を作成後、その内容に関連した補足事項、記録・証拠、写真、記憶・エピソードなどを順次まとめる。

 こうすれば、作成途中であってもある程度の形になっていて、読む人にも理解できるだろう。

 年表の作成に当たっては、いっとき立花隆の提案に基づいて、日経新聞に載った誰かの「私の履歴書」を参考にしようと考え、図書館に行って何冊か見てみたが、これまで参考にしてきた黒井千次の年表よりも非常に優れているものは見あたらなかったので、これまで通りを継続することにした。(2014年4月11日記述)