2015年の活動記録

兵庫県立大学環境人間学部・宇高研究室 研究室学生の地域での活動

GiN  Gin-no-Bashamichi institute for Heritage Network

銀の馬車道ヘリテージネットワーク研究機構

まちづくり部門 2015年度 活動記録

GiN-FPU: Field Project Unit 2015

主な活動の記録です。このサイトでは、GiNの活動の一部を紹介しております。

サイトの移転の都合でリンクが切れている場合もあります。ご了承ください。

 

★ GiN 銀の馬車道ヘリテージネットワーク研究機構 発足10周年!

本年度で活動10周年を迎えました。

GiN卒業生も、留学生を含め70人にのぼります!

★ 兵庫県くすのき賞を受賞しました 2015.11.15 NEW

表彰式出席者によるミッションレポート

この10年間、沿線地域の皆様、銀の馬車道ネットワーク協議会、中播磨県民センターや市町担当の皆様、県立大学の教職員の皆様のご支援をいただき継続ができました。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

「兵庫県くすのき賞」とは「ボランティア活動を通じ人間連帯の輪を広げ、こころ豊かな地域づくりに貢献された団体に贈られる賞」です。

11/15に表彰式にエグゼクティブマスター・上田彩夏と、ユニットリーダー・宮田寛子が出席しました。

 11月15日に兵庫県神崎郡市川町の文化センターにて、いちかわ商工祭・中播磨地域活動交流メッセが行われ、「兵庫県くすのき賞」の表彰式に出席するため、宇高研究室では、10年にわたって生野銀山から飾磨津を結ぶ「銀の馬車道」の沿線地域を中心に様々な活動を続けています。今回は私が大学院生として代表で登壇しましたが、この「くすのき賞」は、これまでにGiNの活動に参加された卒業生の方々、多くのご協力を頂いた地域の方々の活動が繋がり実った成果だと思います。今後も研究室の活動が、銀の馬車道沿線のみならず幅広いフィールドに繋がりが広がり、より一層充実したものになるよう、しっかりと後輩達に引き継いでいかねばと強く感じました。イベントでは、地域住民の方々がステージパフォーマンスを行ったり、地域の特産品やグルメを紹介する出店などで大いに賑わっていました。若者の減少など様々な問題が発生してきている地方のまちですが、このような地域のお祭り等から地方都市の魅力をどんどん外にPRして、地方創生に繋げていってほしいと思いました。(大学院M2

★「県民だより ひょうご 12月号」に掲載していただきました。2015.12.8 NEW

(中播磨版/銀の馬車道便り32)

★「環境人間学部の準公式ブログ」に掲載していただきました。2015.11.27 

  

 http://shinzaike-campus.blogspot.jp/

★ 国際シンポジウム招待講演: 銀の馬車道を紹介しました(台湾) 2015.10.27 NEW

台湾の台南市にある、旧製糖工場を拠点に活動されている、世界的なパーカッショングループ「十鼓:Ten Drum」主催、台湾・文化省協賛の国際フォーラムに参加しました。ドイツ、フランス、シンガポールからの専門家と私が国外から参加し、100名以上の台湾国内からの参加者とともに、今後の産業遺産の保全について議論を行いました。その場で、銀の馬車道を中心に我が国の産業遺産の保全と今後について講演しました。以下は、主催者のウエブサイトよりイベント概要。

2015「國際工業遺產開創新文創論壇」-逆轉勝

邀集國內、外專家及學者於台南仁糖文創園區齊聚一堂,來自國際線上的實作者將提供全方位的實務經驗分享,而國內知名學者分享臺灣在地文化地景及文化遺產場域活化保存等現況。

講者群名單:

★德國STADTart城市規劃設計公司總經理暨首席顧問羅夫埃貝何先生(Ralf Ebert)

★法國專司文化資產建物再造的studioMilou建築師事務所之文化遺產建物發展部門總監暨建築師瑪莉亞康柏絲皮耶拉女士(Maria Campos Piera):

★日本兵庫大學人文科學及環境學系宇高雄志教授

★新加坡studioMilou建築師事務所之「新加坡國家畫廊(National Gallery Singapore)建築修復再造計劃」2011-2015的主持人暨建築師何文敏女士(Wenmin Ho)

★台灣國立成功大學建築學系 傅朝卿教授

★台灣國立高雄大學創意設計與建築學系 曾梓峰教授

★葉世宗建築師事務所負責人 葉世宗建築師

Yushi Utaka, 2015, "Conserving Japanese Industrial Heritage: Experiences on Historic Mining Sites", Invited Presentation on "Next Stages and Possibilities for the Evolution of the Industrial Heritage and its Cultural Landscapes nowadays in Taiwan", Organized: Ten Drum Cultural Creativity, Supported: Ministry of Culture, Taiwan, 2015.10.27.

GiNが参画しているまちづくり活動が「住まいのまちなみコンクール」を受賞

「住まいのまちなみコンクール」 「住まいのまちなみ賞」住宅生産振興財団

団地名:石州街道・出口地区(広島県府中市出口町)

団体名:石州街道・出口地区まちづくり協議会

まちに住むことを楽しみながら子育て支援等に取組み、見守りを介したコミュニティの形成に注力されています。同地区は、石州街道「銀の道」に面しており、研究室内グループ「銀の馬車道ヘリテージネットワーク研究機構」は、10年以上前からコラボを行っています。これに広島大学、広島県立大学の研究グループと協同しています。

石州街道・出口地区まちづくり協議会、2016、「住まいのまちなみコンクール」 「住まいのまちなみ賞」住宅生産振興財団

★銀の馬車道ネットワーク協議会で研究報告(姫路)

研究室で実施した建造物調査の結果についてネットワーク協議会総会にて口頭報告しました。

宇高雄志、2014「銀の馬車道関連建築物調査・追加調査報告書」兵庫県中播磨県民センター、銀の馬車道ネットワーク協議会

★ 「公益財団法人・兵庫県まちづくり技術センター」 まちづくり活動リストで 紹介されました。2015.3

同センター発行の『ひょうごの景観まちづくり2014』で、GiN 銀の馬車道ヘリテージネットワーク研究機構 の活動が紹介されました。

昨年度、同センター主催行事の銀の馬車道現地見学会「第2回 ひょうご景観まちづくり交流会」での活動紹介の一環です。

銀の馬車道ヘリテージネットワーク研究機構・FRUフィールドリサーチユニット作成、2015.3、「活動紹介:銀の馬車道ヘリテージネットワーク研究機構」、『ひょうごの景観まちづくり2014 まちづくり活動リスト』、公益財団法人・兵庫県まちづくり技術センター

★ 兵庫県立大学・地域創造機構『Report2014』に、GiNの活動が紹介されました。2015.6.

銀の馬車道ヘリテージネットワーク研究機構・FRUフィールドリサーチユニット作成、2015.6、「活動紹介:銀の馬車道ヘリテージネットワーク研究機構」兵庫県立大学・地域創造機構 Report 2014、p.28.

これまでも大学の地域貢献の一環として活動を続けてまいりました。

今後も、学内の各部署や活動団体とのコラボ、情報のシェアを、一層充実したいと思います。

また「ひょうご銀の馬車道学」の拠点として確立したいとも思っています。

★ GiNが参加している石州街道「銀の道」のまちづくり活動が「敢闘賞」を受賞(広島)2015.6.27

同協議会は中国地方の同助成対象の29団体中、9団体の報告対象団体として選定され、さらに優秀団体として受賞しました。

同地区は、石州街道「銀の道」に面しており、GiNは10年以上前からコラボを行っています。これに広島大学、広島県立大学の研究グループとGiNリーダーの大学院生・上田彩夏さんが参加しました。

6/27の事業報告会では「石州街道出口地区まちづくり協議会」のメンバーと共同して上田さんが口頭で事業報告を行い高く評価されました。

中国地方地域づくり等助成事業(中国建設弘済会平成26年度事業)の採択団体、「石州街道出口地区まちづくり協議会」の活動「みたまち、みるまち、みえるまち」が、敢闘賞を受賞しました。

講演概要: 小さくてローカルな工務店がつくっている住宅建築の現場をご紹介させていただきます。 高級フレンチのフルコースではなく、全国チェーンのファーストフードでもなく、小さなレストランのお手軽なのに美味しいランチのような住宅建築。例えるなら私たちはそんな住宅をつくっています。寶川さんには、今日のプレゼンテーションの中で取り上げる建築家の作品について、インテリアなどを含みレポートしてくださいとの課題を出題していただきました。

石州街道出口地区まちづくり協議会、2015、「みたまち、みるまち、みえるまち:石州街道出口地区まちづくり協議会」、中国地方地域づくり等助成事業、中国建設弘済会・平成26年度事業報告会、広島市、2015.6.27. 「敢闘賞」受賞

6月27日に、広島県広島市で行われた中国地方地域づくり等助成事業報告会にて、広島県府中市石州街道出口地区の事業報告会に発表者として参加しました。本報告会では、平成26年度の中国建設弘済会の助成を受けた中国地方の助成対象の29団体中、報告対象団体として選定された9団体が事業内容や成果などについて発表を行いました。私は「石州街道出口地区まちづくり協議会」の活動「みたまち、みるまち、みえるまち」の報告を、同協議会のメンバーの方と共同で行い、活動内容が「敢闘賞」を受賞することが出来ました。

同地区は、昨年度まで国土交通省の「街なみ環境整備事業」により町並みの整備を行っており、中国建設弘済会の助成を受けて住民の事業評価を把握する為のアンケート調査や、まちづくりイベント等を行いました。宇高研究室は10年以上前から広島大学、県立広島大学と共に同地区のまちづくりに携わっており、今回私は空き家等に関するアンケート調査の報告を担当しました。参加者の方から「アンケート結果によって地域住民の空き家に対する考え方や問題点が分かりやすく示されていた点が特に興味深い」などの意見を頂くことも出来ました。

今年度の報告は、石州街道も認定を受けている「夢街道ルネサンス」(国土交通省 中国地方整備局)をはじめとする、街道沿いのまちづくりに関する報告が多く、地区の特色やニーズについてよく考えられた取り組みを多く知る良い機会となりました。特に、実践を通して地域住民が無理なく参加しながらまちの活動に取り組んでいける、持続可能性のある取り組みが高く評価されていたように思います。道はまちや要所だけでなく人もつなぎ、そこからどんどん広がってつながっていくという今後のまちづくりの希望を感じました。石州街道は石見銀山から通じる「銀の道」でもあり、道でつながる様々な地域との交流、情報発信・共有を今後活発化させていくことで、少しずつ地方の活性化に向けて進んでいけるのではないかと思います。 (大学院M2 

★GiNのつくりたい癒しの空間(空間デザインコンペ挑戦2015) 2015.10.16

「銀の馬車道」の癒しの空間としてどうでしょうか。学生の提案作です。 応募作の中から、田中克欣君の作品が「一次審査」を通過。次は受賞を目指します。WEB

★ 寳川 悠一さん特別講演会「住宅建築の現場ーデザイン&ビルドー」 2015.12.14

      (兵庫県立大学環境人間学部 ひょうご森と木の文化フォーラム 共催 )

日時: 12/17(水)14:40-16:10

場所: A408教室

参加者: 学生約35名。住宅計画Ⅰの一環で実施した(講義担当教員:宇高)

★ GiN 2015/2016 総会 2016.1.22