06月06日
投稿日: 2016/06/08 10:18:04
パート変えがあり、少し新鮮な雰囲気で始まった練習日でしたね。
ボイトレの先生の熱心で分りやすい練習に、メモをとりながら一生懸命に吸収しようと頑張っているメンバーさんもいました。
演奏会以降、もっと上手になりたい!ハーモニーを高めたいという気持ちが伝わってきます。
今度の演奏会曲『麦わら帽子』の作詞者、立原道造さんは大正3年に生まれます。13歳ころから短歌を作り始め、萩原朔太郎や室生犀星、堀辰雄の影響を受けます。
大学で建築学を学び、すばらしい建築家でもありました。
たくさんの才能に恵まれましたが、昭和14年結核になり、24歳という若さでこの世をさります。
『麦藁帽子』
八月の金と緑の微風のなかで
眼に沁みる爽やかな麦藁帽子は
黄いろな 淡い 花々のようだ
甘いにおいと光とに満ちて
それらの花が 咲きそろうとき
蝶よりも 小鳥らよりも
もっと優しい愛の心が挨拶する
こちらが詩の原型です。歌の歌詞とはちょっと違いますね。みなさんのイメージをふくらませてみてくださいね♪