2024年6月23日 ミューザ川崎市民合唱祭

2024年6月23日

ミューザ川崎市民合唱祭で、私たちAsukaが演奏したのは、「星めぐりの歌」と「sing」でした。

実は、この2曲が選曲されたとき、え!あまりにも雰囲気が違いすぎませんかー?と、戸惑った私…。

「星めぐりの歌」は、宮沢賢治の神秘的な夜の世界観。ピュアな声でフレーズの終わりが夜の空に消える様に歌うことが求められます。(先生はサラッと指導しますがこの様に歌うのはめちゃ難かしい〜)

一方、singの出だしは、いきなり「ランラララ〜♫」ですもの…。合唱経験も浅いうえ、地声の大きい私は宮沢賢治の余韻を台無しにしそうで恐ろしくなりました。

ところが…

練習を重ねるうちに気がついたのです。

この二曲って、全く異なる雰囲気の曲だけど、繋げると、互いが引き立つ役割になっているっぽい。まるでブルーチーズと赤ワインの組み合わせのような(?!)

合唱曲というものは実際に、皆んなで合わせて歌い込んでいく事によって、自分の中で納得が生まれるんですね。楽譜は頭を使い、発声は体を使う。パフォーマンスは常にインプットとアウトプットの繰り返しで、何度もやってみることで、本当のことが見えてくるように思います。

⭐⭐⭐⭐⭐

合唱は、ソロとは違い仲間と一緒に課題に立ち向かいます。練習中に、あーでもない、こーでもないと、歌い方の議論を重ねるのも楽しいひとときです。

今回、ソプラノの下パートに初挑戦した私…。何十回も練習したのに、何故か普通に上を歌ってしまうトリックに…!!(初心者あるある?)

最近では歌い終えた後、隣の人たちと「つられなかった?」が合言葉になっていたほど下パートを歌うのに夢中!(とにかく楽しい!)

私はAsuka に入団し、合唱二年生になりました。これからもこのような難しいことも仲間に助けてもらいながら、克服したいと思います。

さて、「星めぐりの歌」から〜の「Sing」の演奏、本番のステージを終え、どの様に仕上がったのか?は、団員のご家族が撮影してくれたYouTubeで確かめることに。

おおーっ!

後半にかけてジワジワと盛り上がっていく演奏にゾクゾク!(一気に20回くらい再生したかも)

自分たちの努力の成果を聞く喜び!そして、やっぱり、この二曲のペアリングは最高でした。(先生、疑ってごめんなさい)

ところで、今回の講評は、ちょっぴり厳し目ではありましかたが、私たちはSingを歌い込んでいるだけあって「うたおう!声を合わせ〜♫」と気持ちは前向きです。この調子で10月のAsukaの演奏会に向けて来月から新たに練習に励まなくては。

今回の合唱祭は、今年3月から仲間になってくれた新メンバーのSさんが加わりました。そして、次は、欠席されたKさんも一緒になり、Asuka のメンバー勢揃いで歌えることを願っています。

⭐このブログを読んで歌や私たちAsukaに興味が湧いた方はお気軽にお問い合わせください。見学だけでも大歓迎〜


                                                         T.Y