2023年10月3日 第62回音楽堂おかあさんコーラス

 第62回音楽堂おかあさんコーラスは、コロナ後初の合同合唱と発声練習が行われた、とても嬉しい合唱祭でした。
 相澤先生の発声練習はユーモラスで、緊張した私達を心身共に自然とほぐして下さるもので、「バナナ、バナナ🍌」の繰り返しからバッハのカノンへと進化する、素敵な始まりでした。
 久しぶりの「丘の上のハーモニー」は全員で声を合わせる事が出来た喜びと、その後の発表へのわくわく感に溢れた明るい歌声が音楽堂に響きました。

 さて、私達は10番目。
 次々に出演する合唱団の演奏に聴き入りつつも不安は隠せず…難しいんです、曲が。

 一曲目の「フウセンカズラ」は、まず出だし。
 これで今日の全てが決まる(かもしれない)
 リハーサルはまだ解禁されていなかったので、一発勝負です。

 美保子先生の軽快で美しいピアノのメロディーに上手く乗って♬と頭はわかっていても、ちょっとエンスト気味…でも、だんだん声も出てきました。

 二曲目の「夜にいっぱいやってくる」は、強弱、リズム、入るタイミングが難しくて、一生懸命練習したけれど、うーん…というのが本音でしょうか。

 二曲とも、とてもとても素敵な曲で、センスが抜群なのに。美保子先生のピアノのメロディーも聴き惚れてしまうほど素晴らしいのに。飛永先生の熱心な指導も思い出すのだけれど…

 私達ももっとこの曲に近づきたい!終わった後の感想です。

 でも、講評は予想以上に高評価でした。
 芸術性を誉めていただき、また、OBの方々から頂いた言葉も、表現力の向上、全員の一体感とそれぞれのパートのバランスもいいなど、本当にうれしい言葉ばかり。これからも練習頑張ろうと、あらためて思いました。

 そう、いまひとつだった2曲も、実はリベンジ出来るんです。

 ”Asuka”は来年、8年ぶりに定期演奏会を開催します。
 今回の曲は共に演奏曲になっているので、その時には、より完成に近いハーモニーを届けられるように、毎回の練習に精進していきます。
 またそれ以上に、みんな一緒に歌えることの喜びを忘れずに、感謝して月曜日、行くぞー!

                    (O.Y)