2024年11月29日(金)に教育関係者を対象にOpen Day 2024「ICTの日常づかい その先にあるもの ~創造 探究 主体的な学び デジタル・シティズンシップ~ 」を開催します。
全クラスの授業公開、ICTを日常づかいしている学校からゲストをお招きし「日常づかいのその先」をテーマとしたお話や、ワークショップを通して、参加者の皆様が新しい学びについて考え、意見を交換する会にしたいと考えています。また、昨年度オープンした洗足学園小学校の新しい空間「Base_C」では、ご参加いただく皆様を笑顔にするイベントも企画中です。
是非、大勢の教育関係の皆様にご参加いただき、新しい教育について一緒に考えることができれば幸いです。
▶タイムスケジュール
12:15- 受付開始
12:45- 歓迎ミニコンサート
13:00-13:20 オープニング
13:25-14:10 授業公開
14:30-15:45 ゲスト4名を交えてのトーク
16:00-17:00 ワークショップ ・洗足ツアー
17:00-17:20 クロージング
17:30- 参加者交流会
▶授業公開
洗足学園小学校では全学年の児童が一人1台のiPadを活用して学んでいます。2018年の導入当初からiPadを文房具のように自然と使うことを目的としており、児童が自分で考えて自分の学びに生かしています。また、児童は授業中だけではなく自分の生活にもiPadを利用しています。
2020年8月に普通教室を改修し、各教室に3台ずつのプロジェクターが設置されています。当日は教員が黒板を使わずに授業している様子もご覧いただけます。
本校では現在デジタル・シティズンシップ教育の充実を図るために、日々研究実践を進めています。児童がデジタルのよきつかい手になるためには、デジタル・シティズンシップを学ぶ機会に加え、日常づかいが当たり前の環境や周囲の大人の意識が重要であると考えています。
Open Day当日は全12クラスの授業を公開します。特別な授業ではなく、日常の授業をご覧いただきます。
【授業予定】
1年A組 体育(ICT × 創造)単元名「オレたちひょうげん族」 授業者:小板・佐々木
1年B組 道徳(ICT × DC) 単元名「これはヒ・ミ・ツ」 授業者:小野
2年A組 国語(ICT × 創造)単元名「冬がいっぱい」 授業者:田北
2年B組 音楽(ICT × 創造)単元名「なるほど!ザ・おんがく♪」 授業者:田村(堀野)
3年A組 算数(ICT × 主体的な学び)単元名「角の大きさ」 授業者:池田
3年B組 理科(ICT × 探究)単元名「マグネットイプロジェクト(磁石の性質)」 授業者:山田
4年A組 社会(ICT × 探究)単元名「日本の人口」 授業者:宮田
4年B組 英語(ICT × 個別最適)単元名「遠くの友達と交流しよう」 授業者:ラナ・ブレア・柳沢・中山
5年A組 社会(ICT × 主体的な学び)単元名「歴史(江戸時代)」 授業者:松島
5年B組 道徳(ICT × DC)単元名「デジタルトラブルに気を付けよう」 授業者:上原
6年A組 国語(ICT × 創造)単元名「建築士になったつもりでプレゼン」 授業者:野口
6年B組 理科(ICT × 個別最適)単元名「中学入試に向けた問題演習」 授業者:齋藤
※授業内容が変更になる場合があります。
▶トーク
テーマ
「ICTの日常づかい その先にあるもの」
ゲスト
■品田 健先生 (聖徳学園中学・高等学校、Program Coordinator)
■外山 宏行先生 (近畿大学附属小学校、教育研究部長)
■和田 一将先生 (東京成徳大学中学校・高等学校、ICT 活用推進部長)
■山下 若菜先生 (熊本市教育センター 教育情報班 指導主事)
▶ワークショップ・ツアー
ワークショップと洗足ツアーは同じ時間帯に行います。いずれかお一つをお選びください。
「Clipsで自動生成字幕が入ったムービーをつくろう」品田 先生
「Swift PlaygroundsとAIでアプリをつくろう」外山 先生
「GarageBandでラジオ番組をつくろう」和田 先生
「Keynoteで動画をつくろう」山下 先生
(以上のワークショップをご希望される方はiPadをご持参ください)
「洗足ツアー」 洗足学園音楽大学に完成したメディア・ラボラトリー(M Lab)の映像・音響設備体験、小学校のBase_C体験等
▶Base_C
Base_Cとは全く新しいコンセプトで2023年春に生まれた空間です。
「Base」には「学びの基地」、「学びが始まる場所」、「学びの土台を作る場所」をいう意味があり、「C」は「Curiosity(好奇心)」をはじめ、様々はCから始まる言葉「Children」、「Can」、「Create」、「Communication」からとりました。
もともとは図書館だった場所を改修し、一人一人の児童の好奇心を満たしながらも、児童同士の交流がうまれ、
学びがつながり深まっていく空間、そして児童の感性に働きかける空間を作りました。
子供も大人も時間を忘れて没頭できるアイテムがたくさんあります。こちらの場所も開放しますので自由に手
にとって体験していただきたいと考えています。導入を検討しているアイテムがある方は実際に体験していただける好機になると思います。
▶SPHERE
大型のデジタル地球儀
▶WizeFloor
体を使って協力して学べるインタラクティブ・フロア教材
▶Try&Rolly
試行錯誤を繰り返しながらビー玉を転がす装置
▶ロボットたち
Base_CにはNAO、らぼっと、アイボ、ルンバが生活しています
▶本棚
大型の本棚は曲線でてきていて、本棚の中に入って読書することも可能な本棚
▶アートブック
児童の柔軟な発想を刺激するアートブック。
▶iMac
7色そろっています。児童は自由に使えます。
▶osmo
iPadに専用のベースを取り付けて使います。ピザ屋さんとコーディングのセットがそろっています。
▶ARCKIT
自分の理想の家を作れるブロック
▶積み木
スイス・ネフ(naef)社の積み木 ネフスピール、リグノ、アングーラ。
▶ブライアン・ワイルドスミスの版画
版画に合わせた絵本もそろえています。
▶タッチパネルモニター
情報を発信するために使っています。