Team

教育・財務・ICT環境の分担

学園内の各組織との連携

テクノロジーの導入を円滑に進めるために、多岐にわたる業務を「教育」、「財務」、「ICT環境」の3つの部門に分けてそれぞれが専門的に担当し、そのリーダー間での情報共有、さらに部門間で協働しました。担当を明確にしたことにより、迅速な導入が可能になりました。

導入後も、各部門の協働関係は変わらず、 新しいネットワーク環境の整備、新しいアプリケーション(以下App)の導入などの度に協力し、迅速に対応をしています。

財務部門、環境整備部門の担当者も授業を見学したり、教員の研修に参加することで、より学習に対する理解を深めながら対応ができています。3つの部門がビジョンを共有することで同じ方向に向かってプロジェクトを展開できています。

この分担により、教員は財務的な処理や環境の整備に時間を費やすことなく、常に児童と向き合い、教材研究などの時間を確保することができています。

小学校内の組織

本校ではICTの導入を決めてからの数年間「ICT推進委員会」を設立し、委員会のメンバーを中心に準備を進めました。

しかし、学校生活全般においてICTが活用されるようになり、2020年度より全教員が関わる組織に変更しました。全専任教員がICT_Teamに所属しています。

さらに、2022年にはこの組織を現状に合わせて見直しました。

全教員が目的を持って研究を進めるために、「Everyone can be a specialist」制度を導入しました。専任教員一人一人が担当するアプリ等のスペシャリストを目指しています。何か困ったことがあれば、担当に質問し、担当者はその都度解決することで、スキルアップをはかっています。

教員の学び

ICT_Café

月に1回 、20分程度、放課後に行う教職員のICT研修です。スキルを紹介したい教職員が登壇します。自由参加ですが、毎回多くの教職員が参加し、スキル向上に努めています。

研修

夏の校内研修(2日間)では、外部より豪華な講師をお招きし、ICTに関する研修を実施しています。

外部の研修会情報は全教職員でシェアし、誰でも参加できる機会を設けています。

●共有

各教職員が学んだICTスキルはICTcafeで共有されます。

●Open Day

ADS(Apple Distinguished School)として本校の教育実践を多くの先生方にご覧いただくイベントを現在計画しています。

教員のスキル

■AppleTeacher    30名(専任教員24 その他教員6名)

Google教育者認定資格 レベル2 3名

Google教育者認定資格 レベル1 7名(レベル2の合格者は含まず)

■ITパスポート合格者 5名(教員3名、職員2名)

■日商プログラミング検定ENTRY 3名

■ロイロ認定Teacher  1名

■シンキングツールアドバイザー 1名