共同利用研究カテゴリ
新規モデル生物開発共同利用研究

新規モデル生物開発共同利用研究とは】

生物学研究に有用な新しいモデル生物の確立および開発に向けて、所外と所内の教員が共同して行う研究。

本共同利用研究は新しいモデル生物の確立や開発が生物学の進展に極めて重要であるとの観点から推進するもので、以下の研究が含まれます。公募期間外の随時申請を受け付けます。


a) モデル生物の創成、改良等新規なモデル生物の確立にむけた研究

b) モデル生物や新規解析技術の普及を目指すワークショップ等の開催


(1) 提案代表者(代表者)

所外又は所内の研究者。


(2) 研究期間

研究期間の上限はありませんが、2年以上継続する場合、年度ごとに申請していただきます。


(3) 経費配分

共同利用研究の実施に必要な基礎生物学研究所までの交通費及び日当・宿泊料を本研究所の予算の範囲内において配分します。研究費の助成はありません。

また、過去に本研究所共同利用研究に通算して5年以上採択されている場合は、これまでの研究実績(成果論文の発表等)により、配分金額を調整する場合があります。


(4) 申請内容

申請書に以下の内容を必ず記載してください。

 ・どのような生物現象を新規モデル生物を用いて解明することが期待できるか。

 ・形質転換系開発の進行状況と予定

 ・ゲノム解読の進行状況と予定

 ・国際コミュニティ構築の予定


(5) 成果報告会・ワークショップの開催について

 ・2年以上継続する場合、ワークショップを実施してください。ただし、最終年度の成果報告会実施の際、ワークショップの内容を兼ねて同時に開催していただくことも可能です。成果報告会とワークショップを別途開催する場合は、ワークショップを研究期間の2年目または3年目に実施してください。

成果報告会及びワークショップ(以下「成果報告会等」という。)の開催にあたっては、別途「8.研究会」に申請してください。新規モデル生物開発共同利用研究の経費から成果報告会等の開催に係る費用は支出できないため、ご注意ください。なお、成果報告会とワークショップを別々に開催する場合、「8.研究会」に2回申請してください。

・成果報告会等の開催にあたっては、参加者を広く募ることができるよう、通常の集合形式での開催と併せてweb会議等によるオンライン配信の実施を推奨します。

・成果報告会等の開催後は、超階層生物学共同利用研究の共同利用研究実施報告書とは別途、研究会の実施報告書をNOUSからご提出ください。