マドレ式対話の場づくりラボ@オホーツク

開催期間:2019年12月1日~2020年2月22日/開催地:北海道北見市/参加メンバー:18名

【開催報告】第2日目 ⇒「第1日目~その1」「第1日目~その2

開催日程:2019年12月21日(土) /オホーツクラボメンバー:田中未希

■『意図を持って過ごす』という最高のグランドルール

冬休みを迎えていたり、間もなく控えていたり。

自分自身も、家族の体調管理にもとっても気を遣う季節ではありますが、昨年の12月21日(土)に、オホーツクラボのDAY2を無事迎える事が出来ました。


…あ!!

運営のさおりんはインフルエンザらしきものと仲良くなってしまって欠席だったのですが(泣)。

でも、運営チームメンバーに対する安心感が大きかったりするので、当日の進行がゆみちゃん&ともみん(from埼玉)の2人になったことに対する不安は無く、

『あー。今日のこの6時間を目いっぱい堪能してやろう…』

という気持ちの方が大きかったです。


とにかく、ここに居るのだから。

感じられるものや得るものは存分に浴びたいなという気持ちでした。

(書いてるうちにタイムアウトになってしまったホワイトボード。続きはランチタイムに…)

さて。

初めましての方もそうでない方も…。

こんにちは。

マドレ式対話の場づくりプロジェクト・オホーツクラボ受講中の田中未希(みきてぃー)です。

およそ2年前までオホーツクに住んでいましたが、現在は旭川市に住んでいます。

■恐らく肌感の違いかと

オホーツクラボも、夏ラボ同様現地での学び。

DAY1…ヨーコさん・ともみん

DAY2…ともみん

DAY3…ひろぷー

DAY4…たねちゃん

と、北見市在住でWMS進行役経験者でもあるさおりん・ゆみちゃんがこの場を進行してくれます。

(いずれもオホーツクラボの運営メンバーです)


オホーツク管外から参加しているラボメンバーは、私だけではありません。

冬…ということもあり、毎回北見に行くのもなかなか大変です。

夏ラボとの一番の違いはここで、当日会場に行けない人向けに録画をし、その動画を視聴した上で後日復習会としてラボメンバーでワークを行い、次の課題に取り組みます。

(配信終了時にスマホに寄ってたかる面々)

今回私は前乗りして現地参加しましたが、DAY1はオンラインでの受講でした。

DAY1終了後も各々課題に取り組み、その進捗をFacebookグループにアップしているので、オフラインとオンラインの内容に差はありません。←勿論ですが


だったら旭川から北見に行くのに3時間半かかるし、何なら前泊しないとフル受講できないという、受講前から結構な負担を抱えた状態なんだから

全日程オンラインでもいいんじゃない?

…という考え方もあるのですが、

いやいや家庭との都合が合えば、全然北見行くし…!!

となるのは何故なのか。


それは、自分自身がマドレボニータの産後ケアやワーキングマザーサロン(以下サロン)に参加・参画する事により、対話というものの面白さを得た土地で、同じく対話の面白さに惹かれたメンバーと、

『じゃあ対話って?場づくりって?』

についてを≪リアルタイムで学びたい≫という想いがあるからです。

(この真面目で愉快なメンバーに会えるのは、ただの魅力でしかないのだ)

■それは行き詰まりでも何でもない

このラボの最終目標は、自分自身で対話の場をつくる…ということです。

サロンの様にワークショップ形式でもいいし、職場での場づくりのきっかけとしてでもいい。

共通するのは、そこに

『マドレ式対話』

のメソッドを組み込むということ。


DAY1~DAY2の間で、オンラインによる『聴く練習』を行う中で、

『あ。対話ってーのは言葉と言葉を繋いでいくものではなく、

相手が話したいことと、それに対して純粋に自分が聴いてみたいことのやり取りをひたすら繰り返す、究極の集中の行為だな』

と感じていた私。


『聴く』時には『自分の感情を脇に置く』という字面のインパクトが結構大きくて、

いやでも『脇に置く』のと『無になる』じゃ全然違うしな…など、

今思えば全く自分の感情を脇に置いていない状態で、相槌やおうむ返しの練習をしていました。

(お付き合い頂いた皆さん、ゴメンナサイ…)


ですがこの日、

・話し手

・聴き手

と今まで担ってきた役割に加えて、

・オブザーバー(観察する人)

という第三者的役割も交えての聴く練習をしたこと。


そして、

『感情を脇に置くってどういうこと!?』に対して、ゆみちゃんが

『私は』があると目線がそっちに行く(ので、『私は』というものを一旦脇に置く)

と回答してくれたことによって、

『感情を脇に置く』その距離感というものを、より具体的につかむ事が出来ました。

それを踏まえて、

『じゃあ、私が作りたいと思っているのはどの様な場なのか』

…を、改めて考えているのですが、今の段階では煮詰まっています(笑)。


この『ラボ』という場での学びやその内容が想像のかなり上をいく濃厚さなので、どっぷり浸かってマドレ式対話メソッドそのものにとろけていたい…というのが現状です。


あ…。

『あー、それもアリだよね』

というメンバーの相槌が聞こえてくる感じがする(笑)。


そして、

『私はこういう場を作りたくて…』

と具体案を声にしているメンバーにも、

『ちょっと休憩…』

と自分を取り戻しているメンバーにも、

うんうん、そうだよねぇ…

と頷いてあげられるのが、今までのラボでの学びの成果なのかな?

(楽しい…)
(とにかく楽しい…)

■失敗や経験を楽しむ

『そもそも失敗というのはない』というベースありきでの、

DAY2の中での個人的金言です。


『迷ったらやっても良いよ!!』

『いや、むしろやってこそでしょ!!』


…で、そこから得たものを取り込んだり捨てたり、また拾ったりしながら、自分がつくりたい場をどんどんデザインしていく。


残すところあと1ヶ月強。

その中で、自分のつくりたい場が具体化するかもしれないし、もしかしたらその期間を終えてから具体化するのかも知れない。

…し、具体化って結局何!?というところでフワフワし続けてるかも知れません。


だけど、この経験を楽しむという軸はずらさずに。


進行役練習の時に

『手綱を離さない』

というキーワードが出て来たのですが、今私が離さずに持ち続けたい部分ってここだなと感じています。


次回のラボは2月1日(土)です。

そして、次回も行けちゃう☆


子ども達の冬休み期間というのが大いに影響して(北海道の冬休みは長い…)課題の進行もなかなかな鈍行っぷりではありますが、そのやきもき感も楽しみながら、DAY3に向けた下地作りをしていきたいなと思います。

(文責:オホーツクラボメンバー 田中未希)