2024年度4月号

令和6年4月10日

令和年度がはじまりました

例年よりやや肌寒い春ですが、桜の花びらが子どもたちの進級を待っていてくれたかのようです。

令和6年度が始まりました。6名の転入生を迎え、10日には48名の1年生が入学し原山小学校の令和6年度は271名でのスタートとなりました。

子どもたちのよりよい成長のため、特色のある教育活動を実施したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

原山小学校の学校教育目標

 教育関係諸法及び教育諸機関の指針、施策等に基づき、現代社会の要請に応え、21世紀を創造できる知・徳・体のバランスのよい心豊かな子どもの育成をめざし、全職員が原山小学校の職員であること、教育のプロであるという自覚と責任のもとに日々実践し、保護者・地域にとって信頼できる学校にします。

 本校は「つよい子 やさしい子 きらりかがやく子 の育成」を学校教育目標とし、知・得・体のバランスの取れた「つよい子」「やさしい子」「きらりかがやく子」の育成を目指します。この目標達成に向け、本年度も教育活動を充実させていきます。

経営の重点

社会とつながる情報教育×情操教育×市民性教育

 本校は、ICTを基盤として「人に対する尊敬や思いやり等の情操面や市民性・社会性などの力も合わせて、資質・能力等を総合的に高めていく」ことを重点として教育活動を展開していきます。そのために、下記のような方針で教育課程の編成を行っています。

<原山小学校教育課程の編成の方針>

○ ICTを基盤として、社会とつながる学びを実現し、心を育てながら各教科等で育んでいる資質・能力が相互に結びつくようにする。

○ 道徳教育や人権教育、キャリア教育などと併せた目標のマネジメントを行う。その際、デジタル・シティズンシップ※に関する学びも充実させ、善き市民の素地を育成するようにする。
※デジタルシティズンシップとは、「情報技術の利用における適切な行動規範」のことです。インターネットの世界において「よき市民」であろうとする知識・心情を養います。

○ 教育課程特例校として、「持続可能な開発目標(SDGs)を踏まえた 地球市民意識を教科等横断的に育てる」という観点を絡めた教科等横断的な視点で教育課程を編成する。

○ 児童の問題発見・解決における情報活用能力(特にデジタルコンピテンス領域)を体系的に育成するカリキュラム開発を行う。

どもたちのよりよい成長のために

〇 明るい笑顔と元気なあいさつ、そしてやさしさがあふれる学校を目指すとともに,多様な人たちとのふれ合い、認め合い等を通して人間関係を深め、お互いを尊重し合いながら、達成感や成就感を味わえるような教育活動を実施して参ります。

〇  健康な体づくりを、体育科指導、課外活動学校行事を通して育んでいきます。同時に、栄養教諭による食育の授業の工夫をして、適切な給食・栄養指導に取り組みます。

〇 学力向上に対しては、昨年度の子供たちの状況分析を踏まえて、更なる授業改善を行い、一人一人の資質・能力の向上を目指します。
今年度も引き続き、ICTを基盤とした「主体的・対話的で深い学び」のある質の高い授業を実現し、より一層の学力向上の推進を図ります。机上の学習だけでなく、社会との様々な「つながり」を大切にし、他者との対話から学ぶ機会を増やしていきます。


教育課程特例校としての取組

今年度は、学校裁量の幅を拡大させ、教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成や探究的な学習の充実に資するより効果的な教育を実施するため、令和6年度より「教育課程特例校(文部科学省)」の指定を受けました。また、これまで通り印西市教育委員会の「情報教育」の指定を受け、研究を進めていきます。

 教科横断的な視点から授業時数を見直し、全学年において英語学習に取り組みます。(1,2年生は「外国語活動」、3~6年生は「英語科」)また、全学年で「情報探求」を行います。情報活用能力を基盤として、自ら問いや課題を立て、情報収集や分析・意見交換などを行う学習活動に取り組み、子どもたちの思考力・判断力・表現力を育みます。

 「情報探求」は以下のような視点で学習活動に取り組みます。

 〇自分たちにできる市民活動(地域社会に自主的に参画する学習)

 〇データ分析(算数における統計処理を発展させた学習)

 〇情報デザイン(デザイン思考で課題解決を図る学習)

 〇コンピュータとネットワーク(クラウドやデータセンターの働き学ぶ学習)

 〇プログラミング(プログラミング的思考を活用して問題発見・解決をする学習)

 〇デジタルシティズンシップ(インターネット環境下での振る舞いを考え・判断し、責任を持ち、デジタル技術を用いて市民社会に参加する学習)

  これらの取組においては、印西市立教育委員会との連携のみならず、ユニセフ・JICAや各教育機関など、またGoogle、AEONなどの地域関連企業、シビックテック活動をしている団体等との相互連携をしながら子供たちの資質・能力を高めるためよりよい授業を展開していきます。

 何卒御理解の上、御協力をお願いいたします。

<教育課程特例校制度について>
・授業時数特例校制度とは、義務教育段階において、学校または地域の実態に照らし、より効果的な教育を実践するための「特別の教育課程を編成する」ことを認める制度です。
 令和5年4月の時点で国内1801校(千葉県内は200校)が特例校として指定されています。

<参考> https://curriculumdb.mext.go.jp/bc/files/uploads/%E6%95%99%E8%82%B2%E8%AA%B2%E7%A8%8B%E7%89%B9%E4%BE%8B%E6%A0%A1%E5%88%B6%E5%BA%A6%E6%A6%82%E8%A6%81.pdf

転入職員紹介

 <転入職員>

校長 穂戸田和宏 印西市教育委員会より
教諭 秋本憲孝 印西市立木刈小学校より
教諭 箕輪友梨 八千代市立八千代東小学校より
学習指導員 山里 小弥加
ALT ジェマイラ・ラバゴ

職員紹介

つくし1組:松﨑 祐子
つくし2組:箕輪友梨
つくし3組: 白川 早織
つくし4組:遠藤 麻里枝
1年1組:竹本しずか
1年2組:秋本憲孝
2年1組:小川 倫子
2年2組:川端 健太
3年1組:高橋 貴子
3年2組:齊藤 傑
4年1組:福地 健太
4年2組:川村 怜
5年1組:佐々木 佑崇
5年2組:金谷 淳希
6年1組:和田 諭
6年2組:山﨑 美帆
音楽・家庭専科:黒﨑 知栄
養護教諭:滝澤 礼子
栄養教諭:宮沢 芽意

用務員:齋藤 冬子
学習指導員 山里 小弥加
介助員:三角 香織、  諸藤朋子
学校司書:大友 美佐子
英語教育コーディネーター:沼崎 光子
ALT:ジェマイラ・ラバゴ
スクールカウンセラー:小松 桂子

校長:穂戸田和宏
教頭:甘利 尚資
事務長:大村 葉子

※JICA海外派遣   本木 淳也