平成国際大学附属サトエ美術館では、平成国際大学ならびに加須市教育研究会の共催により『こども美術展覧会 in KAZO』を開催いたしております。

　本展は平成２２年３月２３日の１市３町の合併による新たな加須市の誕生を記念して始まった本展は、本年度にて第１３回を迎えます。加須市立の小･中学校全３０校が参加し、全児童･生徒約８,０００人が対象となる絵画コンクールです。加須市内においては大学と加須市教育研究会が連携して開催する児童生徒の美術展覧会となります。

　また、作品の芸術性のみを評価するだけはなく、身近なモノに目を向け、感受性を最大限に働かせて絵を描くことで、豊かな観察力や想像力を養うことも目的としております。

　各校代表の作品１８０点が一堂に集められ、日本だけでなく世界を代表するような芸術家たちの作品と併せて展示されます。近代日本画壇の巨匠・斎藤与里を輩出した郷土・加須市の未来を担う子どもたちの創作活動を奨励することにより、地域文化活動の啓発となることでしょう。また、郷土にある大学に親しみをもってもらい、加須市民の方々へも、豊かな文化が根ざす市の一面を知っていただく機会となり、大学の存在を一層ご活用いただく契機となれば幸いです。